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品切れ/牧逸馬文庫 教養文庫・全6冊/牧逸馬/社会思想社[現代教養文庫]/¥―/B〜B− |
一皮むけば、人間の心の中にはどんな恐ろしい事が潜んでいるかも知れぬ。怪奇は髪一すじの上をゆらぐ人間の実相である。
人はこれを読み、自己の心の中にある幻影に戦慄を覚えざるを得ない・・・。 |
@浴槽の花嫁―世界怪奇実話T〈現代教養文庫851〉/1988年初版第6刷
(カバー=上部少擦れ・裏表紙少汚れ、本体=少シミ)
収録作品:女肉を料理する男/チャアリイは何処にいる/都会の類人猿/ウンベルト夫人の財産/浴槽の花嫁/戦雲を駆る女怪/肉屋に化けた人鬼/海妖
牧逸馬の「実話」手法―牧逸馬と私―(松本清張)
A血の三角形―世界怪奇実話U〈現代教養文庫852〉/1975年初版第1刷
(カバー=背下部擦れ、本体=経年のヤケ・シミ)
収録作品:血の三角形/生きている戦死者/カラブウ内親王殿下/運命のSOS/双面獣/土から手が/給仕と百万弗/果たして彼女は
港町のモリタート(種村季弘)
B街を陰る死翼―世界怪奇実話V〈現代教養文庫853〉/1975年初版第1刷
(少経年のヤケ)
収録作品:白日の幽霊/街を陰る死翼/聖エリザベスの嫉妬/戦争とは何だ/チャン・イ・ミヤオ博士の罪/八つ切られ三助/沈黙の水平線
牧逸馬のこと(窪田般彌)
C親分お眠り―世界怪奇実話W〈現代教養文庫854〉/1975年初版第1刷
(カバー=背上部近辺擦れ、本体=少経年のヤケ)
収録作品:アリゾナの女虎/神変美容術師/海底の元帥/S・Sベルゲンランド/親分お眠り/ゴールドラッシュ艦隊/モンルアルの狼/斧を持った夫人の像
消えた花婿/ロウモン街の自殺ホテル/女王蜘蛛 不滅のエンタテイナー(中薗英助)
D第七の天―ミステリーT〈現代教養文庫855〉/1975年初版第1刷 (カバー=背下部美破、本体=経年のヤケ・シミ、頁折れ有り)
収録作品:第七の天/爪/窓の風/死三題/闇は予言する/上海された男/ジンから出た話/七二八号囚の告白/神々の笑い/蝿を捕る浪人/紅茶と葉巻/砂
都会冒険/七時〇三分 解説:中島河太郎
E白仙境―ミステリーU〈現代教養文庫856〉/1975年初版第1刷 (カバー=上下部少擦れ、本体=経年のヤケ・シミ)
収録作品:白仙境/百日紅/民さんの恋/舞馬/赤ん坊と半鐘/十二時半/ちょっとした事で/水夫と犬/碁盤池事件顛末/海へ帰る女/ギャングを語る
西洋怪異談/西洋狗張子 ナンセンスの味・一人三役の年輪(尾崎秀樹)
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nov.ja.-325 / 世界怪奇実話 T / 牧逸馬
桃源社 / 1975年3刷 / ¥1200 / B〜B−
(カバー上下部擦れ、経年のヤケ・シミ) |
〈今なお読者を怪奇と驚怖の世界に引摺り込む実話の数々。
一人三役の鬼才牧逸馬が、外国に自ら出向き世界の犯罪怪奇を渉猟探査し、
克明に書きあげた驚愕と戦慄の事実譚を網羅した世界怪奇実話集の第1巻。〉
女肉を料理する男/チャアリイは何処にいる/都会の類人猿/ウンベルト夫人の財産
浴槽の花嫁/戦雲を駆る女怪/肉屋に化けた人鬼/海妖/血の三角形/モンルアルの狼
生きている戦死者/カラブウ内親王殿下/運命のSOS/斧を持った夫人の像/双面獣
消えた花嫁/ロウモン街の自殺ホテル/土から手が
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nov.ja-277 / 日本探偵作家論 幻影城評論研究叢書1 / 権田萬治
幻影城 / 1975年初版第1刷 / ¥1400 / B〜B−
[函入] (函擦れ、経年のヤケ・シミ、最終の遊び紙に値札剥し痕) |
深海魚の夢―序説=戦前の探偵小説の特質 / 解剖台上のロマンチシズム=小酒井不木論
閉じ込められた夢=江戸川乱歩論 / 理化学実験室の悪夢=甲賀三郎論 / 残酷な青春の鎮魂曲=大下宇陀児論
ロマンの不死鳥=横溝正史論 / 黒き死の讃歌=水谷準論 / 美しき錯覚の詩学=葛山二郎論
美女と野獣の残酷劇=橘外男論 / 漆黒の闇の中の目撃者=山本禾太郎論 / 宿命の美学=夢野久作論
秘められた科学恐怖の夢=海野十三論 / 三角関係の殺人劇=浜尾四郎論 / 廃墟の美=渡辺啓助論
迷宮の世界=小栗虫太郎論 / 探偵小説と詩的情熱=木々高太郎論 / 本格派の鬼=大阪圭吉論
死霊の群れを呼ぶ風景=蒼井雄論 / 海底散歩者の未来幻想=蘭郁二郎論
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nov.ja-276 / 少年小説の系譜 幻影城評論研究叢書4 / 二上洋一
幻影城 / 1978年初版第1刷 / ¥1800 / B〜B− [函入] (函擦れ、経年のヤケ・シミ、最終の遊び紙に値札剥し痕) |
序章 文学的児童文学と大衆的児童文学 / 第1章 少年小説の誕生 / 第2章
少年小説の原型=押川春浪論
第3章 黄金時代への道程 / 第4章 滅びの美学=吉川英治論 / 第5章 伝奇小説の源流=高垣眸論
第6章 友情・努力・そして正義=佐藤紅緑論 / 第7章 近代少年小説の先駆者=大佛次郎論第
/ 8章 武人の浪漫的理想像=山中峯太郎論
第9章 冒険と感動の結合=南洋一郎論 / 第10章 少年探偵小説の源流=江戸川乱歩論
/ 第11章 軍事情報小説=平田晋策論
第12章 SF少年小説の完成=海野十三論 / 第13章 暗号と宝探し譚=野村胡堂諭
/ 第14章 少年詩の効用
第15章 ユーモア小説の定義=佐々木邦&サトーハチロー論 / 第16章 短篇少年小説の価値
/ 第17章 少年漫画の系譜
第18章 少女小説の系譜 / 第19章 少年小説の終焉 / 終章 作家補遺 / 付録・少年小説年表 |
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nov.ja-300 / 地球要塞 海野十三集V / 海野十三
桃源社 / 1980年 / ¥1500 / B
(カバー上部微傷み、経年のヤケ) |
〈怪奇と推理と空想科学の三位一体を企図した「日本SFの父」海野十三の
少年物の“まぼろし”の三大長篇を全て収録した、傑作集。〉
収録作品:地球要塞/太平洋魔城/浮かぶ飛行島
解説:佃実夫
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nov.ja-234/海野十三敗戦日記/海野十三/講談社/1971年第1刷/¥2300/B
(経年のヤケ・シミ、蔵書印有り) |
〈八月十日の新聞で、広島に投下された爆弾が原子爆弾だと知った海野十三は、日記にこう書いている。
「空想科学小説などに、原子爆弾の発明に成功した国が世界を制覇するであろうと書かれているが、まさに今日、
そのような夢物語が登場しつつあるのである」。 日本SF界の父が科学者の視点で書いた戦中日記。
「空襲都日記」「降伏日記」の二部構成で昭和十九〜二十年の二年間を収録。〉
空襲都日記 / 降伏日記
愛と悲しみの祖国に(橋本哲男)
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nov.ja-233 / 海野十三全集 第3巻 深夜の市長
三一書房 / 1988年第1版第1刷 / ¥1000 / B [函入] |
―監修:小松左京・紀田順一郎/責任編集:會津信吾
収録作品:太平洋雷撃戦隊/空襲下の日本/人間灰/獏鸚/火葬国風景/深夜の市長/地球盗難
解題:瀬名堯彦
月報:海野十三研究(伊藤秀雄)
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品切れ / 夢野久作・久生十蘭・橘外男集 昭和国民文学全集17
筑摩書房 / 1974年初版第1刷 / ¥― / B〜B−
[函入・付録25〜8頁冊子付] (経年のヤケ・シミ、函カバー〜擦れ・傷) |
夢野久作集:犬神博士/氷の涯
久生十蘭集:黒い手帳/海豹島/ハムレット/鈴木主水/母子像
橘外男集:ナリン殿下への回想/酒場ルーレット紛擾記
年譜:中島河太郎 / 解説:中井英夫
付録冊子:〈作家のプロフィール〉2 旅さきの石川達三さん(野村尚吾)
〈大衆文学逸史〉25 奇才と鬼才(尾崎秀樹)
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Nov.ja.-334 / 巴里の雨 / 久生十蘭
出帆社 / 1975年再版 / ¥3500 / B〜B
[函入] (最終頁に値札剥し痕有り、函〜擦れ・傷) |
その後/生霊/南部の鼻曲り/幸福物語/花合せ
半未亡人/田舎だより/貴族/巴里の雨/風祭り
勝負/あめりか物語/風流旅情記/信乃と浜路
死亡通知/再会/天国の登り口/いつまたあう(絶筆)
解説・都筑道夫
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Nov.ja.-328 / 黄金遁走曲 / 久生十蘭
薔薇十字社 / 1973年初版 / ¥2000 / B〜B− [函入] (ヤケ・シミ〜特に函目立ち) |
黄金遁走曲(フユーグ・ドレエ)
黄金遁走曲/生霊/花束町一番地/刺客/モンテカルロの下着
妖翳記/「女傑」号/贖罪/犂氏の友情/カイゼルの白書
心理の谷/月光と硫酸/葡萄蔓の束/レカミエー夫人 ―或は、女の職業
大竜巻/フランス感れたり/昆虫図/水草/骨仏
「蒼鉛嬉遊曲」塚本邦雄
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Nov.ja.-329 / 紀ノ上一族 / 久生十蘭
薔薇十字社 / 1973年初版 / ¥2800 / B〜B− [函入] (ヤケ・シミ〜特に函目立ち) |
紀ノ上一族
花賊魚/魚雷に跨りて/公用方秘録二件
亜墨利加討/三笠の月
遣米日記/少年
「戦争と久生十蘭」中井英夫
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nov.ja-232 / 紀ノ上一族 / 久生十蘭 / 沖積舎 / 1990年 / ¥1000 / B
[カバー+ビニールカバー] (カバー折り目) |
―マイノリティーの抵抗・紀ノ上村の一族の運命。
〈明治末年のアメリカへ移住した紀ノ上の一族が、その後三代にわたって迫害され、
ついに鏖殺されるまでを、精緻な描写と壮大なスケールでつづる。〉
解説:川村湊
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nov.ja-362 / シャーロック・ホームズと金田一耕助 / 実吉達郎 / 毎日新聞社 / 1988年 / ¥700 / B
(地に赤ペンによる点有り) |
シャーロック・ホームズと明智小五郎/坂口安吾のホームズ観と野村胡堂/シャーロック・ホームズと大岡裁き/包孝粛・ホームズ・越前守
大岡昇平氏のホームズ論/「ホームズ殺人事件」と由利麟太郎/シャーロック・ホームズと金田一耕助
資料 シャーロック・ホームズの輪郭 |
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品切れ / 横溝正史読本 / 小林信彦【編】
角川文庫 / 1979年初版 / ¥― / B (経年のヤケ) |
横溝正史の秘密:横溝正史・小林信彦)
第一部 「新青年」編集長時代から喀血まで / 第二部 自作を語る
第三部 同時代作家の回想 / 第四部クリスティーの死と英米の作家たち
資料1 探偵茶話〈エッセイ〉:横溝正史
資料2 作品評:『本陣殺人事件』を評す:江戸川乱歩
『蝶々殺人事件』について(「推理小説論」):坂口安吾
『獄門島』について:高木彬光
年譜:島崎博 / 初出一覧 / あとがきにかえて(小林信彦) / 解説:権田萬治 [現在入手不可]
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品切れ / 横溝正史の世界 / 横溝正史
徳間書店 / 1976年初刷 / ¥― / B (経年のヤケ・シミ、最終の遊び紙値札剥がし痕) |
エッセイ―ちかごろ思うこと
小説―私の好きな自作:ネクタイ綺譚/蔵の中/蜃気楼島の情熱
対談―愉しき哉、探偵小説:VS 大西赤人/VS 佐野洋・有馬頼義/VS 江戸川乱歩/VS
大橋国一
VS 石川三登志/VS 都筑道夫
日記―私の闘いの記録
年譜 / 横溝正史の人と作品(中島河太郎)
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品切れ/ミステリー・ランドの人々/川村湊・松山巌【著】・宇野亜喜良【イラスト】
作品社 / 1989年第1版第1刷 / ¥― / B〜B− [ビニールカバー] (目次の頁に若干ペン痕) |
―明智小五郎から切り裂きジャックまで、稀代の名探偵・迷犯人を相手に「昭和」という時代の“謎”を読み解く。
明智小五郎「一寸法師」 / 藤枝真太郎「殺人鬼」 / アンポンタン・ポカン君「ドグラ・マグラ」
金田一耕助「八つ墓村」 / 神津恭助「わが一高時代の犯罪」 / 三原紀一「点と線」
仁木雄太郎・悦子「猫は知っていた」 / 鬼貫警部「憎悪の化石」 / 杉戸八重「飢餓海峡」
下町誠一「下町探偵局」 / 三毛猫ホームズ「三毛猫ホームズの推理」 / 十津川省三「寝台特急殺人事件」
ミステリーの昭和史 / 戦前 遊民からロボットへ / 戦後 密室列島のミステリー ほか
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Nov.ja.-339 / 地獄系24 平岡正明評論集 / 平岡正明
芳賀書店 / 1972年 / ¥1400 / B− (ヤケ・シミ、頁割れ・折れ有り) |
でべその遺伝に関する諸学説/選挙ボイコットへの檄/セルゲイ・ネチャーエフの貫録/黙示としての犯罪
コレクターズ・アイテム/夢野久作のあやかしの世界/神秘思想による反抗の一形態/下方の前衛について
殺人論/谷川雁の不愉快な非転向/労働者がより憎悪しうる形式について/女の血は青く静かに燃える
憎悪の論理としての対幻想/血/バリケードについて話す/夢野久作―名づけようのない作家
掠奪のテーゼ=何から盗むべきか/反パーキンソン氏風なぐりこみの法則/原点は快傑とともに
狂気はどこまで成熟したか/背なで吠えてる第三世界/市民運動という集団妄想/昭和元禄水滸伝抒説
解説―吉本隆明 |
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Nov.ja.-337 / どぐら奇譚 / 松本健一
作品社 / 1993年第1刷 / ¥1000 / B (カバー微傷み) |
―ドグラ・マグラとは何か?
〈読む者全てをあやかしの迷宮へと引きずり込む稀代の探偵小説『ドグラ・マグラ』
タイトルに秘められた幻の系譜を辿りながらその謎を解き明かす、夢野久作ファン待望の書!!〉
T どぐら綺譚―高山彦九郎から夢野久作に繋ぐ幻/U 洞川まで―「どぐら綺譚」残響
V 借地虚無党の夢―幸米松論、『夢野久作の日記』をめぐって―日本モダニズムの深層
夢野久作と江戸川乱歩―モダニズムからファシズムへ
W 玄海灘のむこうへ―あとがきに代えて |
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nov.ja-142 / 夢野一族 / 多田茂治 / 三一書房 / 1997年第1版第1刷 / ¥8000 / B |
―夢野久作と杉山家の血脈に迫る!明治・大正・昭和を駆け抜けた夢野久作と父杉山茂丸、三人の息子たち。
日本の近・現代を貫く杉山家三代の光芒が閃く。
序章 杉山家三代の父性 / 第1章 黒田藩お伽衆 / 第2章 茂丸立志
/ 第3章 人生泡沫の如し
第4章 近衛兵・杉山直樹 / 第5章 香椎・杉山農園 / 第6章 新聞記者・杉山泰道
第7章 夢の久作さん / 第8章 久作の迷宮世界 / 第9章 胎児の夢
/ 第10章 三人の息子たち
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品切れ / 夢野久作の場所 / 山本巖 / 葦書房 / 1986年初版 / ¥― / B |
―歿後50年、「夢野久作」という前線は未だ移動していない。(帯より)
〈[近代]という難関を前に、孤絶した戦いを強いられてきた夢野久作にとって、越えなければならぬ課題とは何だったのか。
絶望の涯、悪戦そのものといってもいい、それら名づけようもない作品群を徹底して読みぬくことで、時代の向う側へ溟い
叫びを発しつづけたその声の根源に迫る。〉
一章 闇を恋ふ / 二章 悪戦のはじまり / 三章 近代あるいは東京人の堕落時代
/ 四章 玄洋社というまぼろし
五章 久作が幻視した天皇 / 六章 昭和への悪意 / 七章 淋しい、恐ろしい場所
/ 八章 最下層の神々
九章 わが心狂ひ得ぬこそ / 十章 「ドグラ・マグラ」の復讐 / 同時代の前線として |
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nov.ja-224 / 夢野久作全集1 / 三一書房 / 1969年第1版第3刷 / ¥800 / B〜B− [装幀:中村宏] [函入・月報付]
(函紙カバー〈B−〉=スレ・ヤケ・シミ・汚れ・上下部少破等傷み―帯代りの?紙カバーも函本体も中村宏装幀で同様の絵です/本体=経年のシミ) |
―幻想と戦慄に満ちた精神の地獄絵。狂気の美が彩どる残酷なロマン。
収録作品:あやかしの鼓/夫人探索/いなか、の、じけん/人の顔/死後の恋/瓶詰の地獄/涙のアリバイ/押絵の奇蹟
微笑/支那米の袋/鉄槌/空を飛ぶパラソル/復讐/卵/童貞/一足お先に/冗談に殺す/霊感
解題:中島河太郎/解説対談:尾崎秀樹・谷川健一
【月報:夢野久作と私(五木寛之)/『久作日記』について―〈初期作品および『ドグラ・マグラ』の創作過程について(石沢英太郎)】 |
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nov.ja-223 / 夢野久作全集6 / 三一書房 / 1969年第1版第1刷 / ¥800 / B〜B− [装幀:中村宏] [函入]
(函紙カバー〈B−〉=スレ・ヤケ・シミ・汚れ・背上下部少破等傷み―帯代りの?紙カバーも函本体も中村宏装幀で同様の絵です/本体=経年のシミ) |
―反世界の衝動に震えるデーモンの全貌。脆弱な現代文学を突き破る『少女地獄』。
収録作品:巡査辞職/無系統虎列刺/人間レコード/髪切虫/継子/人間腸詰/悪魔祈祷書/少女地獄/名娼満月/女坑主
戦場/冥土行進曲/芝居狂冒険/オンチ/名君忠之/赤猪口兵衛
解題:中島河太郎/解説対談:埴谷雄高・谷川健一 |
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nov.ja-140 / 夢野久作全集4 / 三一書房 / 1993年第1版第14刷 / ¥700 / B [装幀:中村宏] |
収録作品:ドグラ・マグラ
解題:中島河太郎/解説対談:なだいなだ・谷川健一 |
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nov.ja-143・144 / 現代怪奇小説集 上下(2冊) / 中島河太郎・紀田順一郎【編】
立風書房 / ¥2500 / B (少経年のヤケ・シミ) |
上巻=1981年新装第1刷
―人間存在の暗部に忍び寄る狂気と残酷、日常と非日常のはざまに潜在する異次元と摩訶不思議。
戦慄、錯乱、妖美が織りなす日本怪奇小説の本格アンソロジー!
収録作品:小酒井不木『手術』/畑耕一『怪談』/葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』/松永延造『アリア人の孤独』
江戸川乱歩『人でなしの恋』/瀬下耽『柘榴病』/大下宇陀児『十四人目の乗客』/稲垣足穂『ココァ山の話』/夢野久作『難船小僧』
平山蘆江『火焔つつじ』/横溝正史『蔵の中』/荻原朔太郎『猫町』/小栗虫太郎『白蟻』/橘外男『蒲団』/火野葦平『怪談宋公館』
伊藤松雄『地獄へ行く門』/倉光俊夫『怪談』/久生十蘭『予言』/香山滋『怪異馬霊教』
下巻=1982年新装第1刷重版
―背筋を寒くする戦慄、卓抜なユーモアと風刺、鬼気迫る妖美。
日常生活を根底から脅かす怪異と神秘の世界を、不思議なリアリティーで描き出す怪奇小説への招待!
収録作品:山田風太郎『蝋人』/吉屋信子『鬼火』/長田幹彦『死霊』/三橋一夫『角姫』/日影丈吉『奇妙な隊商』/城昌幸『ママゴト』
星新一『おーい でてこーい』/曽野綾子『長い暗い冬』/平井呈一『真夜中の檻』/伊波南哲『逆立ち幽霊』/山川方夫『博士の目』
杉村顕道『ウールの単衣を着た男』/柴田錬三郎『兵隊と幽霊』/小松左京『写真の女』/野坂昭如『骨餓身峠死人葛』
遠藤周作『生きていた死者』/中井英夫『薔薇の夜を旅するとき』/都筑道夫『風見鶏』/半村良『箪笥』
日本怪奇小説の流れ―紀田順一郎 |
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nov.ja-125 / 探偵小説百科 / 九鬼紫郎 / 金園社 / 1976年4版 / ¥800 / B |
(経年のシミ)
―The Detective Story and all that
第一章 探偵小説の源流とポオ / 第二章 日本の探偵小説
第三章 外国の探偵作家と作品 / 第四章 外国探偵小説ベスト集
第五章 外国探偵小説ベスト集 |
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