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*文庫1・文庫2*
*集英社文庫*
bkse-017/谷間の花/山口瞳/集英社文庫/1980年第1刷/¥250/B (経年のヤケ)
 〈あたしゃ名もない谷間の花よ 人に知られず散ってゆく ヨイヨイ・・・・・・。ささやかな幸せを願う、庶民の哀歓をユーモアを織りまぜ綴る表題作「谷間の花」。
  常に不正を厭い、自己に忠実でありたいと希求する「神様」ほか、清新で心暖まる珠玉作四篇を収録。〉

bkse-018/どこ吹く風/山口瞳/集英社文庫/1982年第1刷/¥250/B
 〈嵐もあれば、風も吹く。出世、恋愛、離別、停年。微妙な屈折や挫折にも耐えに耐え、傷つきながらも志高く、、我が道をひたすら生き抜くマジメ人間。
  世間の荒波にたちむかう泣き笑い人生の深淵をユーモアとペーソスをおりまぜて綴る。連作小説十九篇を収録。〉

bkse-015/鳩どもの家/中上健次/集英社文庫/1980年第1刷/¥―/B~B- (ヤケ)
 収録作品:日本語について / 灰色のコカコーラ / 鳩どもの家 |解説:村上龍
品切れ/破壊せよ、とアイラーは言った/中上健次/集英社文庫/1983年第1刷/¥―/B
 〈革命、暴力、ロック、レゲエ、演劇、映画、写真等々、エネルギッシュな著者が若者に向けて、まさにラッシュする激しさでメッセージを叩きつける!〈ジャズ〉の申し子である著者が
  〈ジャズ〉をあらゆる角度から分析し、照明をあて、あふれる可能性に満ちた自らの青春を語る。著者18歳の処女作品「赤い儀式」を収録。〉 解説・小野好恵
品切れ/マイケル・ジャクソン―Super star/ゴードン・マチュウス【著】小川智子【訳】
集英社文庫/1984年第1刷/¥―/B
(少シミ)
 ―コバルト・シリーズ 〈マイケル・ジャクソンのおいたちから、交友録、プライベートな素顔まで、彼のすべてをまるまる追跡。〉
品切れ/人形劇 三国志 上・中・下〈全3冊〉/小川英・田波靖男/集英社文庫/¥―/B~B- (シミ)
 ―コバルト・シリーズ|NHK放映人形劇の小説化。
 上巻=1983年第1刷・中巻=1983年第1刷・下巻=1984年第1刷
品切れ/神秘学マニア/荒俣宏/集英社文庫/1994年第1刷/¥―/B (カバー少擦れ・傷)
 荒俣宏コレクション 〈古代から世界の暗部を支配してきた神秘学。それは哲学や思想として人間の風俗、文化までをも巻き込んで闇の中に連綿と伝えられてきた。
 オカルト学の巨人・荒俣が、20年に及ぶ神秘学の研究をここに集大成。時代や地域を超え、人智をも超えた怪奇な現象に今、光があてられる。散逸していた原稿を
 集め新たに編んだオリジナル文庫の決定版。〉
再入荷!/漫画と人生/荒俣宏/集英社文庫/1994年第1刷/¥350/B (カバー経年の擦れ)
 荒俣宏コレクション 〈かつて漫画家を志した著者がその該博な知識と漫画的感性で、少女漫画からファンタジー絵画、そして手塚治虫、水木しげるまで、日本の漫画シーンを
 鋭く解析する。漫画を読み解くのに欠かせない図版、傑作指南書「漫画の書き方」など、ビジュアルも充実した実践的漫画論。著者自筆の幻のSFマンガを特別に収録!。〉
品切れ/性愛人類史観 エロトポリス/荒俣宏/集英社文庫/1998年第1刷/¥―/B
 荒俣宏COLLECTIONⅡ
 〈ポルノとアートの違いは何か。セックスと文化の関係はいかなるものか。エロスの本質を探究すべく、数々の例をあげて解析する荒俣宏コレクションの白眉。
  ピンナップ、セックス博物館、ストリップの歴史、春画など、カラー図版も豊富に、美と喜びと欲望に満ちた悦楽の園へ誘う禁断の書。〉
bkse-002/革命戦争の日々/チェ・ゲバラ【著】三好徹【訳】/集英社文庫/1982年第1刷/¥500/B
 PASAJES DE LA GUERRA REVOLUCIONARIA
 〈「永遠の勝利まで、祖国か死か!」キューバ革命戦争はどのように始まり、戦闘の苦悩のなかから、いかにして勝利したか!二万人の正規軍に戦いを挑んだ数十名の
  ゲリラたちの苛烈な日日を刻明に描いたドキュメント。ラテン・アメリカの現実が生んだロマンチスト、ゲバラがのこした代表的著作。スペイン語原著からの本邦初訳。〉
bkse-003/アメリカンブラックジャーニー/白石かずこ/集英社文庫/1981年第1刷/¥500/B
 カバー:湯村輝彦 〈オレンジたわわに実る光降るカリフォルニア。狂乱のパーティに明け暮れる田舎町アイオワ。ホモ同士肩よせあって歩く冬の夜のニューヨーク。
 からっぽの心をブルースに託し唄い続けるジャズメンたち・・・・・・。牧師からヒモ、ブラック、あらゆる階層、人種からの内なる声、孤独からのメッセージをユーモアを
 まじえた詩的な感性で綴る、アメリカを熱く愛した、250日、5000マイルの旅。〉 解説:三上寛
品切れ/小さな島からの手紙/田村隆一/集英社文庫/1983年第1刷/¥―/B- (ヤケ・シミ)
 〈金色のウイスキーを道連れに北海道から沖縄まで、小さな島である日本列島を旅する。やさしい眼差と鋭い感性で歴史、酒、人生を語った旅のエッセイ決定版。〉
 解説:吉増剛造
品切れ/インド酔夢行/田村隆一/集英社文庫/1981年第1刷/¥―/B~B- (背~裏表紙にかけて圧がかかった凹み有り)
 〈七三年の初インド体験と翌々年の再訪、ネパール旅行を併せた、軽妙洒脱で深遠な紀行文学の白眉。〉 解説:吉増剛造
品切れ/本当のような話/吉田健一/集英社文庫/1980年第4刷/¥―/B~B- (カバー裏表紙傷)
 〈優雅に生きる若い元伯爵夫人の民子。民子の亡き夫の友人で弁護士の内田。戦時下中国からソ連に抑留された経歴を持つ貿易商の中川。彼等が出会い、集う、
  戦後の東京の大使館、思いがけない小さなしかし本格的な西洋料理店と、民子邸で繰り広げられる豪奢な会食と、男と女の洗練の会話。絶妙の文体が、“その時”
  を生きる悦びを知る人達の、雅びな時代の流れの中に、虚実皮膜の、豊穣の世界を現出する。〉
品切れ/対談 浮世草子/吉行淳之介/集英社文庫/1980年第1刷/¥―/B (経年のヤケ・シミ)
 カバー:米倉斎加年 〈男と女の複雑にして微妙、厄介この上ない関係を粋なめがねで透視して、一見ワイ談風の語り口のなかに、厳粛な人生を語りつくす。
  対談の名手・吉行淳之介が本領をいかんなく発揮した、天の下に語りつぐべき名問答。“いろは”48人登場の傑作対談集。〉
bkse-008/超時間対談/和田誠【絵】/集英社文庫/1985年第1刷/¥300/B (少シミ)
 ―ビックリ仰天顔合わせ初めて実現!! 〈超時間マシンに乗って国境のタイム・トンネルをぬけると“あの世”であった。 なんと!死んだアイツが言いたい放題!!〉
 ハンフリー・ボガート×田中小実昌/ベートーヴェン×山下洋輔/アンリ・ベルグソン×タモリ/レイモンド・チャンドラー×河野典生/ジャン・ギャバン×池波正太郎
 エドガー・アラン・ポオ×都筑道夫/チャーリー・チャップリン×虫明亜呂無/アドルフ・ヒトラー×開高健/シェイクスピア×唐十郎/アルチュール・ランボー×寺山修司
 ルイ・アームストロング×植草甚一/ウォルト・ディズニー×赤塚不二夫/シラノ・ド・ベルジュラック×星新一/成吉思汗×高木彬光
bkse-010/サタデイ・ナイト・ムービー/都筑道夫/集英社文庫/1984年第1刷/¥300/B- (経年のヤケ・シミ)
 〈「サタデイ・ナイト・フィーバー」という映画がなかったら、もちろん、こんなカタカナの書名はつけなかったろうが、これはおもに土曜日の深夜興行で映画を見た記録である。〉
品切れ/食前にたっぷり/色川武大【選】日本ペンクラブ【編】/集英社文庫/1983年第1刷/¥―/B- (ヤケ・地に鉛筆線)
 収録作品:美食倶楽部(谷崎潤一郎)/小僧の神様(志賀直哉)/ヨーロッパの悲食記(抄)(古川緑波)/夢声戦争日記(抄)(徳川夢声)/食卓の光景(吉行淳之介)
  満腹の星・いかもの食い(小松左京)/骨の肉(河野多恵子)/ビフテキ(富岡多恵子)/おいしい罠(日影丈吉)/この町(山口瞳)/蟹甲癬(筒井康隆)/わたし食べる人(阿刀田高)
  最後の晩餐Ⅰ・Ⅱ(開高健)/二ノ橋 柳亭(神吉拓郎)/鶏を煮る(八木忠栄)/わたしの好物(深沢七郎)|解説・色川武大
bkse-016/屑屋の娘/アラン・シリトー【著】河野一郎・橋口稔【訳】/集英社文庫/1977年第2刷/¥300/B~B-
 (扉の頁裏表と奥付の頁裏表に印をホワイトにて消した痕有り)
 収録作品:屑屋の娘/魔法の箱/もう一人のジョン・ピール/自転車/持って行かれたし/人のいい女たち/放火魔
bkse-019/ブリキの太鼓 第1部~第3部〈全3冊〉/ギュンター・グラス【著】高本研一【訳】/集英社文庫/1978年/¥800/B-
 (ヤケ・シミ、頁折れ有り)
 〈3歳で成長をやめたオスカルは、ブリキの太鼓で身を守り、金切り声でガラスを砕く。ナチス勃興期のダンツィヒを中心に、物語は猛々しくおぞましく滑稽に加速してゆく。
  ノーベル賞作家の代表作。〉

bkse-020/猫と鼠/ギュンター・グラス【著】高本研一【訳】/集英社文庫/1977年第1刷/¥500/B- (ヤケ・シミ、小口=目立つ研磨痕)
 〈戦争一色にぬり潰されていたバルト海の港町。マールケとぼくたちは難破した小舟から海にとびこみ、沈没したポーランド掃海艇から、不思議な器具を引きあげ猫の目をかすめた
  鼠のように嬉々とした日を送っていた。ナチズムの暗い影に浸されて傷ついていく、少年たちの無垢な夢を描いた、現代ドイツの代表的作家グラスの傑作。〉

*春陽文庫*
bksy-001/奇蹟の扉/大下宇陀児/春陽文庫/1976年第10刷/¥900/B
 〈江戸川乱歩、横溝正史と並んで戦前の推理小説ファンを魅了した著者の代表的傑作。〉
*小学館文庫*
bksgb-04/アラマタ図像館1「怪物」/荒俣宏/小学館文庫/1999年初版第1刷/¥―/B
 〈怪物とは「異常」「例外」の別称であり、怪物研究は、自然界の「例外」を扱った「畸型学」、自然の埓外とされた辺境の地に住む怪物を対象とする「怪物学」として発達した。
  怪物の出現は災害の予兆とされ、それは人類に対する警告と受けとめられた。時代の混乱のエネルギーを糧に形づくられてゆく、奇怪な怪物たち。
  かれらは、どのような警告を伝えようとしたのだろうか。〉
bksgb-05/アラマタ図像館2「解剖」/荒俣宏/小学館文庫/1999年初版第1刷/¥―/B
 〈街を背景に、ポーズをとりながら、筋肉を一枚一枚剥いでゆく筋肉男や骸骨男。16世紀イタリアのヴェサリウスが考案したこの奇怪な図像は、オランダのアルビヌスへと受け継がれ、
  歩く死体=ゾンビが、初期解剖図譜のパターンとなった。これは西洋の解剖図が、医学用のみならず、美術用でもあった、という理由による。やがて18世紀、オランダのダゴティの登場
  によって、解剖図譜は一変する。彩色が施され、女性の裸体や胎児がそこには描かれていた。かくして解剖図譜は、科学的資料をこえ、グロテスクな幻想性をおびて花開いた。〉
bksgb-06/アラマタ図像館3「海底」/荒俣宏/小学館文庫/1999年初版第1刷/¥―/B
 〈クラゲやイソギンチャクといった水中無脊椎動物は、水中の状態でなければ、その不思議な形態を表現できない。その幻想的な「水中の光景」の描写にはじめて成功したのが
  イギリスのゴッスであった。ゴッスは1851年のロンドン万博に、水中生物の飼育装置=アクアリウムを出品した人物である。ゴッス以後の水中画の歴史は「水」をいかに表現するか
  という工夫の歴史でもあった。 〉
bksgb-01/アラマタ図像館4「庭園」/荒俣宏/小学館文庫/1999年初版第1刷/¥―/B
 〈植物の分類法に画期的なシステムを導入したのは、スウェーデンの博物学者リンネであった。植物の生殖器官―花に着目し、その形態を基準に、雄しべと雌しべの形と数で分類してゆく
  その方法は「セクシャル・システム」と呼ばれ、18世紀の後半にはヨーロッパ中に広く知れわたった。イギリスでその思想に共鳴したソーントンは、リンネ分類学を図解した大著の出版を計画
  し、そこで生まれたのが史上最美といわれる植物図鑑「フローラの神殿」である。初版と第二版に異同のあることで有名なこの図鑑を、初めて完全収録して公開する。〉
bksgb-02/アラマタ図像館5「エジプト」/荒俣宏/小学館文庫/1999年初版第1刷/¥―/B
 〈空前絶後の出版物、ナポレオン『エジプト誌』の全容―1798年、ナポレオンはイギリスを牽制するため、エジプト遠征を敢行した。ナポレオンの関心は軍事にとどまらず、エジプトの現代
  地誌、考古学、自然史の研究も同時に行なった。象形文字の解読を可能にしたロゼッタ・ストーンの発掘や、古代魚の発見などはその一例である。ナポレオンは、その成果を『エジプト誌』
  として結実させたが、この出版物はヨーロッパに大きな衝撃を与え、建築・美術界に「エジプト様式」の流行を生んだ。〉
bksgb-03/アラマタ図像館6「花蝶」/荒俣宏/小学館文庫/1999年初版第1刷/¥―/B
 〈メーリアンの『スリナム産昆虫の変態』は、従来の博物図譜のスタイルを一変させた。蝶や蛾が、幼虫、蛹を経て成虫に至るプロセスを、一図に描き収める手法は、博物図譜に
  “時間の経過”を導入することであった。他に、リンネが絶賛したエーレト『花蝶珍種図録』、イギリス蝶類図譜の最高傑作といわれる、ハリス『オーレリアン』。18世紀の三大蝶譜を、
  一冊に収める。1991年10月に株式会社リブロポートから刊行された『ファンタスティック12』第8巻「昆虫の劇場」をもとに、大幅に図像を差し替え、新たに「イメージ解読のための
  図像学入門」を書き下して構成。〉
*小学館ライブラリー* - 文庫判よりも少々大きいサイズ
bksgl-01/全国妖怪事典/千葉幹夫【編】/小学館ライブラリー/1995年初版第1刷/¥900/B (少シミ)
 〈文献上に現われた妖怪を県別に分類し、その種別、出現場所、特徴を解説した事典。妖怪の分類は柳田国男編「綜合日本民俗語彙」に準拠、「器物の怪」の項目を新たに立てた。
  巻末に妖怪名の五十音索引がある。 -妖怪本の原典となった事典。〉
bksgl-02/四谷怪談の女たち―子殺しの系譜/片岡徳雄/小学館ライブラリー/1993年初版第1刷/¥300/B
 〈「四谷怪談」の、お岩、お袖、などの行動や心情を通して、日本の大衆演劇に登場する女たちの、ゆがんだ愛情表現を考察し、日本的親子関係の功罪をえぐる。〉
*新潮文庫*
品切れ/写真集 三島由紀夫 ’25~’70/三島瑤子・藤田三男【編】/新潮文庫/2004年5刷/¥―/B
 〈三島由紀夫はつねに世間の注目を浴びたその作家生活と活動を通じて、少なからぬ写真家たちの被写体でありつづけた。
  劇的なほどに真摯な45年を、写真の数々で鮮烈に再検証する。〉
bkst-019/ボクのマンスリー・ショック/荒川洋治/新潮文庫/1983年/¥500/B~B- (栞欠)
 カバーイラスト:つげ義春 〈詩人の震える感性が、ショック求めて全国各地、月に一度のマンスリー・ルポ、おのずと足は女性のもとへ。トルコ、SM、ストリップに始まり過疎の村を経て
 再びストリップで幕を閉じる22本のささやかな旅・・・。刹那の旅人はそこで何に出会ったか、何を見たか、何を感じたのか。言葉が弾ける、異色のヒューマン・ルポルタージュ!〉
bkst-018/日本ロック学入門/相倉久人/新潮文庫/1986年/¥200/B~B- (栞欠、経年のヤケ)
 〈かつてロックは自由と反抗のシンボルだった―そして時代は変わり、〈メッセージ〉がポップな流れのなかに消えてゆくかに見えるいま、外国の模倣から始まった日本のロックの
  過去・現在・未来を、10人のミュージシャン―加藤和彦・宇崎竜童・井上陽水・細野晴臣・松任谷由実・坂本龍一・桑田佳祐・佐野元春・大沢誉志幸・ケラの肉声を混えてちょっと
  マジメに捉え直す、究極のロック入門書。〉
bkst-017/ラインダンス/井上陽水/新潮文庫/1982年/¥200/B- (栞欠、カバー傷、経年のシミ)
 〈幻のデビュー曲からLP『ライオンとペリカン』までの全軌跡を、詩、エッセイ、写真、インタビューで辿り、人間・陽水の魅力を捉えるオリジナル文庫。〉
bkst-016/秘密の花園―松本隆詩集/松本隆/新潮文庫/1984年/¥500/B (経年のシミ)
 〈松本隆・松田聖子のグレイテスト・ヒッツ全80曲に、都会派ショート・ストーリイ5編をまじえる保存版ソング・ブック。〉
再入荷!/風のくわるてつと/松本隆/新潮文庫/1985年/¥―/B
 〈伝説のロック・グループ「はっぴいえんど」の時代を彩る詩に、エッセイ、短編小説を加えた、松本隆、珠玉の初期作品集。〉
bkst-015/風街詩人/松本隆/新潮文庫/1986年/¥―/B (カバー折込部分折れ目)
 〈「ほらね、嘘じゃないだろう/路面電車は浮かんでゆくよ 銀河へと」―こうして微熱少年は、風街をあとに飛びたった。 〈はっぴいえんど〉から歌謡曲、そして小説へ…。
  「微熱少年」「雨だれ」「夏色のおもいで」「少女恋唄」など、転身をつづける作詞家・松本隆の初期代表曲20曲のほか、詩、エッセイ、レコード・レビュー、小説を収録。〉
bkst-014/一千一秒物語/稲垣足穂/新潮文庫/1986年28刷/¥200/B~B- (栞欠、経年のヤケ・シミ)
 〈少年愛、数学、天体、ヒコーキ、妖怪…近代日本文学の陰湿な体質を拒否し、星の硬質な煌きに似たニヒリスティックな幻想イメージによって、新しい文学空間を構築する
  “二十一世紀のダンディ”イナガキ・タルホのコスモロジー。 表題作のほか『黄漠奇聞』『チョコレット』『天体嗜好症』『星を売る店』『弥勒』『彼等』『美のはかなさ』『A感覚とV感覚』
  の全9編を収録する。〉
品切れ/私のための芸能野史/小沢昭一/新潮文庫/1983年/¥―/B~B- (カバーシミ)
 〈私はシロウトである。私は彼らのようなクロウトの芸人にはなれない」。 万歳。女相撲。浪花節。絵解き。トクダシ。
  …いずれも「芸しかやれない」「やらざるを得ない」クロウト雑芸者たちの世界。彼らに憧れ、歴訪しながら、芸人として彼らから差別され、あざ笑われる自分を感じる著者。
  1970年代、芸人・小沢昭一、四十にして惑う中でのフィールドノート。〉
bkst-007/白人へのブルース/ボールドウィン【著】橋本福夫【訳】/新潮文庫/1971年/¥500/B~B- (経年のヤケ・シミ)
 Blues for Mr.Charlie/James Baldwin
bkst-001/ヘヴィ・メタルの逆襲/伊藤政則/新潮文庫/1985年/¥1200/B (カバー少傷)
 〈ハード・ロックの誕生から、80年代初頭にヘヴィ・メタルとして生まれ変わるまでのドラマチックな流れをたどり、現代のヒーローたちの素顔を紹介する。
  迫力あるカラー写真を多数収録したキッズ待望の一巻。文庫オリジナル。〉
品切れ/ミュージック捜査線/ピーター・バラカン/新潮文庫/1993年/¥―/B
 〈ロックン・ロール、ジャズ、ブラック・ミュージックから民族音楽まで、ポップ・ミュージックの全てを視野に収める表題コラム全89本を完全収録。さらに『ミュージック・マガジン』
  連載の「プロモ・ヴィデオ10」も収め、著者の音楽メディア論の全貌を紹介。ネヴィル・ブラザーズ始め、境界を越えていくアーティストに注目し、変動する音楽シーンの断面を
  タイムリィに語るコラム集。〉
bkst-008/セッション・トーク/山下洋輔/新潮文庫/1984年/¥200/B- (経年のヤケ・シミ)
 カバーイラスト:柳生弦一郎 〈ピアニスト、語る!談論風発、丁々発止の対談9本収録の、言葉によるセッション集。〉
 ×三宅榛名・柳家小三治・佐藤允彦・室田日出男・相倉久人・村上龍・矢野顕子・日高敏高。
bkst-012/ポップス イン ジャパン/萩原健太/新潮文庫/1992年/¥200/B~B- (栞欠、カバー背下部少傷み)
 〈ポップス。もともとは外来文化だったはずのこの音楽が、いまでは日本のヒット・チャートを席捲している。そして、かつては敵対していた“歌謡曲”との境界もほとんど
  見なえくなりつつある。成熟と混沌の間で創造をつづけるクボトシ、清志郎、フミヤ、そして達郎―。
  26人のフロント・ランナーたちが著者だけに語った、「日本でポップスをやることの意味」を聞け。〉
品切れ/なつかしい芸人たち/色川武大/新潮文庫/1993年2刷/¥―/B (少シミ)
 〈学校をサボッて浅草六区に通いつめた幼少の頃から、映画・テレビの普及した今日まで、著者が心ひかれ、熱い視線を注ぎ続けた、忘れがたい芸人たち。
  かれらは、独持の芸と異才で人気を博したが、どこか危ういはみ出し者であった…。 エノケン、ターキー、金語楼など名だたるスターはもとより、青バットの大下、
  ヒゲの伊之助から、トニー谷、左卜全、渥美清まで変人・奇人が総登場。〉
品切れ/世界の喜劇人/小林信彦/新潮文庫/1983年/¥―/B~B- (カバー=シミ・傷・上部擦れ・折込部分折れ目)
 〈チャップリン、キートン、ロイド、マルクス兄弟、アボット=コステロ、ダニー・ケイ、マーティン=ルイス、ボブ・ホープ、ウディ・アレン……。有名無名のコメディアンたちの
  目を疑うような恐るべきギャグ、笑い死ぬほどのナンセンスの数々。著者自らが体験した笑いの感覚に基づいて、コメディアンたちの姿を生き生きと再現する刺激的な
  二十世紀の喜劇映画史。 〉
品切れ/日本の喜劇人/小林信彦/新潮文庫/1982年2刷/¥―/B~B- (経年のヤケ・シミ)
 〈エノケン、ロッパ、森繁久弥、脱線トリオ、クレージー・キャッツ、萩本欽一、たけし、など〈おかしな世界〉にとりつかれた男たち。〈おかしい〉ものなら、舞台、映画、テレビを問わず
  貪婪に見てきた著者が喜劇人たちの素顔を、具体的な記述の積み重ねによって鮮やかに描きだす喜劇人の昭和史。〉
品切れ/失われた古代大陸/黒沼健/新潮文庫/1979年10刷/¥―/B (カバー上部擦れ、経年のヤケ)
 〈巨大な文明を誇りながらも、一夜にして忽然と消えたといわれる謎の大陸“アトランティス”と“ムー”。この両大陸よりも更に古いとされる“レムリア”。
  これら謎の古代大陸の真相を、先史考古学、人類学、各地に散在する伝説や遺跡をもとに究明してゆく異色の物語。
  他に、神秘の一語につきる地下王国の世界、メキシコの地中を貫く大トンネルなど興味あふれる数々の物語を収録。〉
bkst-009/人間滅亡の唄/深沢七郎/新潮文庫/1980年8刷/¥300/B~B- (少ヤケ、栞欠)
 〈ギタリスト、作家、そしてラブミー農場主と、ふだんに変貌をとげつつ独自の生を貫き続けた著者が、無気味な雰囲気をたたえながら、自伝を語り、流浪の唄を謳い、
  農村生活を論じる自選エッセイ集。〉
品切れ/ワーキングカップル事情/安井かずみ・加藤和彦/新潮文庫/1986年/¥―/B- (カバー少傷等傷み、栞欠)
 カバー:金子國吉 〈「共稼ぎ」の暗いイメージはもう古い。今やワーキングカップルこそが人生を2倍楽しめる時代。働いて疲れた時は無理せず夫に甘えてもよし、
 掃除を毎日する必要もなし。週末には恋人気分でうんと楽しんで、時には社会人同士としてディスカッションにもえてみる…。ポップス界の誇る作曲家・作詞家夫婦が、
 自らの体験を語ることで、働きながら家庭を営むコツを実践的にアドバイス。〉
品切れ/のら犬のボケ・シッポのはえた天使たち/鴨居羊子/新潮文庫/1984年/¥―/B (経年のヤケ・シミ)
 カバー:鴨居羊子 〈街角にひっそり暮す犬たちとの友情を綴った『のら犬のボケ。』かけがえのない友達である金色の大犬・鼻吉、彼が拾ってきた子猫たちとの共同生活を
 描いた『シッポのはえた天使たち』。動物語を解す著者のエッセイ。〉
bkst-021/お招ばれ料理―50人の食卓/檀晴子/新潮文庫/1986年/¥200/B~B- (カバー上部擦れ、奥付の頁値札剥し痕)
 〈作家、俳優、音楽家など各界選抜の50人が、日頃は見せぬ素顔と共にお手製の料理を披露。〉
  原田芳雄さんと天ぷら/水森亜土さんと稽古場の夕食/田中小実昌さんと爆笑目玉焼き/吉田ルイ子さんとソウル・フード/朝吹登水子さんと山荘のフランス料理 ほか    NOVA!
*新日本文庫*
bksn-01/一九二八年三月十五日・東倶知安行/小林多喜二/新日本文庫/1974年初版/¥800/B~B-
 (カバー上部少擦れによる傷み、経年のヤケ・シミ)
 〈三月十五日のいわゆる共産党事件を、大きな時代的スケールの中に取り扱った「一九二八年三月十五日」と、この選挙闘争の持つ日本のプロレタリア運動の
  歴史的意義を描いた「東倶知安行」を収録。〉
*創元推理文庫*
bkss-02/小栗虫太郎集 日本探偵小説全集6/東京創元社/1992年5版/¥―/B
 〈鬼才小栗虫太郎の創造した名探偵法水麟太郎ものの代表作、「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「オフェリヤ殺し」そして、わが国探偵小説中最大の奇書とも評される
  大長編『黒死館殺人事件』に、小栗探偵小説の出発点ともいうべき「完全犯罪」を加え、松野一夫画伯による初出時の挿絵を残らず収録。〉
bkss-01/久生十蘭集 日本探偵小説全集8/東京創元社/1994年7版/¥500/B (経年のヤケ・シミ)
 〈発端に提出される謎の見事さもさることながら、解明の鮮やかさが印象的な『顎十郎捕物帳』と『平賀源内捕物帳』の二つの捕物帳は、久生十蘭の作品中、もっとも本格探偵小説の
  醍醐味を味わうことのできる傑作シリーズである。本巻には『顎十郎』の全24編と、『平賀源内』の代表作3編を収録。同時に、名作「湖畔」「ハムレット」等も併載。〉
*ちくま文庫*
bktkm-057/せどり男爵数奇譚/梶山季之/ちくま文庫/2000年第1刷/¥300/B (カバー少傷)
 〈“せどり”(背取、競取)とは、古書業界の用語で、掘り出し物を探しては、安く買ったその本を他の古書店に高く転売することを業とする人を言う。
  せどり男爵こと笠井菊哉氏が出会う事件の数々。古書の世界に魅入られた人間たちを描く傑作ミステリー。〉
bktkm-052/英国に就て/吉田健一/ちくま文庫/1994年第1刷/¥300/B (小口少汚れ)
 象徴/英国昨今/英国紀行/英国の文化の流れ/英国の形/ヴィクトリア風/英国の絵/英国の四季/英国人について/常識/英国のクラブ/ロンドン/ロンドンの公園廻り ほか
品切れ/翻訳家という楽天家たち/青山南/ちくま文庫/1998年第1刷/¥―/B
 〈「皮肉&同情社」とはいかなる組織か?美女イーディーの「ブロンドをしのぐブロンド」とはどういう色か?「ドライヴウェイ」とは本当はどんな道なのか?
  言語Aを言語Bに移し変えてみようなどという、考えてみれば途方もなく楽天的な作業、それが翻訳というものだ。
  その右往左往のなかで出会った、言葉と人生をめぐる細かいようないいかげんなような話あれこれ。〉
bktkm-042/アメリカ語を愛した男たち/小鷹信光/ちくま文庫/1999年第1刷/¥300/B
 〈ハードボイルド―直訳すれば固ゆで玉子。それがなぜ「非感傷的な、こわもてのする、無情な」になったのか。「tough」を「タフ」と訳せない理由は何か。
  小さな言葉の切れはしから、アメリカが見えてくる。ハメット、チャンドラー、ヘミングウェイ、デイモン・ラニアン…耳でとらえたイキのいいアメリカ語を活字に定着させた作家たち。
  彼らと一緒に言葉の探検に乗り出そう。〉
品切れ/ヨーロッパの不思議な町/巖谷國士/ちくま文庫/1996年第2刷/¥―/B
 〈あらかじめ与えられた枠組をこえる「体験」を誘い、あまたある既知の町を「不思議な町」に一変させてしまうような、いわば「反ガイドブック」である。
  「知識」としての町の像が、「体験」によって崩れていく、魅力あふれる偏愛的都市エッセイ。〉
品切れ/ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 西日本編/都築響一【写真・文】/ちくま文庫/2000年第1刷/¥―/B
 (カバー上部少擦れ)
 改訂大増補携帯版―旅の極意はくるくるぱあ!北陸から沖縄までスッピンの乱調美165物件。
 〈ここには「旅」につきものの小洒落たフロ・メシ情報も、ワビサビ空間もない。むしろ醜悪・珍奇、ガイドブックにさえ紹介されない珍スポットばかりが詰め込まれている。
  怪しい宗教スポット、意味不明のテーマパーク…でも、このスッピンの乱れ顔こそが、いまの日本なのだ。本当の秘境は君のすぐそばにあるってこと!
  北陸から沖縄まで、とっておきの珍名所、西日本編165物件。〉
bktkm-033/観光―日本霊地巡礼/中沢新一・細野晴臣【著】/ちくま文庫/1990年第1刷/¥1200/B~B-
 (カバー=汚れ・上部から天にかけてシミ痕)
 〈現代は「大洪水の時代」だ。全ての価値は崩壊し流れ去っていった。そしていま、東欧から赤道地帯から、大変革の兆しが見えてきた。この大洪水のなか、音楽家と宗教学者は、
  箱舟を仕立て地球を観察する大遊覧の旅へ出た。地球的英知を感じるため、日本の代表的な霊地を旅して、現代の思想、宗教、物理学、美術、音楽など幅広く語り合う先鋭的で
  ヴィジュアルな対談集。〉
bktkm-032/殺人現場を歩く/蜂巣敦【著】 山本真人【写真】/ちくま文庫/2008年第1刷/¥300/B
 〈社会を震撼させた、18の殺人現場を歩く。世田谷一家四人殺害、東電OL殺人、つくば母子殺害、池袋通り魔、桶川ストーカー殺人、浅草女子短大生刺殺、綾瀬女子高生
  コンクリート詰め殺人…。 現場で見た情景は、不思議と懐かしいが、一様に殺風景で、殺人という事実の残像が「風景の中核」を空洞にしていた―。 事件の核心に触れる
  写真ルポ。 凄惨な凶行と私たちの日常の接点とは。〉
bktkm-030/やくざ戦後史/猪野健治/ちくま文庫/2000年第1刷/¥300/B
 〈なぜ、流血は繰り返されるのか?ヤミ市での日本人・朝鮮人・台湾省民が入り乱れての激突、仁義なき愚連隊の登場、左翼勢力との敵対…。何が彼らを駆り立てたのか?
  そして、警察による取り締り強化と広域組織の巨大化。やくざ社会と政財界との癒着の実態はどのようなものだったのか?さらに、山口組分裂や幾多の抗争事件、暴対法の
  成立まで、やくざ50年史の決定版。〉
bktkm-055/やくざ外伝 柳川組二代目―小説・谷川康太郎/猪野健治/ちくま文庫/2001年第1刷/¥250/B~B-
 (カバー=擦れ・傷)
 〈関西の極道たちは、山口組全国制覇の突撃部隊・柳川組を“殺しの軍団”と呼んだ。「通れるだけの細い道をあけてください。いやといわれるなら大きな岩を動かしますよ」と凄味をきかせ、
  相手が道をあければよし、あけないときに発揮される恐るべき戦闘力を評したのである。もう一つ、彼らを記録にとどめるのは、背景に戦後社会に潜んだ民族差別の問題があったからだ。〉
bktkm-029/滝田ゆう落語劇場(全)/滝田ゆう/ちくま文庫/1992年第5刷/¥300/B
 〈東京下町の生活、風俗の細部までを驚異的な記憶力で再現しうる稀有な漫画家―滝田ゆう。そうした知識をもとに幼年時代から楽しんできた古典落語の世界を、
  生き生きと漫画で再現した意欲作。「富久」「芝浜」「死神」「青菜」「付け馬」など全三十席、単行本未収録三席を加えた決定版。〉
bktkm-027/天皇陛下万歳―爆弾三勇士序説/上野英信/ちくま文庫/1989年第1刷/¥500/B (カバー=擦れ・傷、経年のヤケ・シミ)
 〈戦前、爆弾三勇士は庶民の英雄であった。上海事変のなかで、敵陣に運びこんだ爆弾とともに「天皇陛下万歳」の一声を残し、自らの身を散らせた三勇士、
  軍国主義日本はいかにして神様にしたてあげたのか。それによって何をしようとしたのか。日本の社会と歴史の底を流れる生活と思想の源流をつきとめよう
  とする著者が、自らの宿命の課題として迫った力作。〉
品切れ/三島由紀夫のフランス文学講座/鹿島茂【編】/ちくま文庫/1997年第1刷/¥―/B
 〈三島由紀夫こそは、戦後最高の批評家である、と言う編者が作家別・テーマ別に編む、三島のフランス文学論集成。 ラティゲ、ラシーヌ、バルザック、スタンダールらの作品を
  三島はどう読み解釈したのか?フランス文学からどんな影響を受け、自らの文学の糧として吸収していったのか…。 三島文学を理解するうえでの格好の案内書。〉
品切れ/「ガロ」編集長/長井勝一/ちくま文庫/1987年第1刷/¥―/B (カバー経年のヤケ・シミ)
 〈1964年夏、奇妙な誌名のマンガ雑誌が、ちっぽけな出版社から創刊された。この「ガロ」のともした小さな炎は、またたくうちに大きく燃えあがり、
  驚異的なマンガ文化隆盛へとつながっていった。 名物編集長が綴る戦後マンガ出版の裏面史。〉
bktkm-024/学術小説 外骨という人がいた!/赤瀬川原平/ちくま文庫/1991年第1刷/¥300/B
 〈「スコブル」や「滑稽新聞」などで言葉遊びやパロディを展開して、文字のツラで意味の世界をぶっ叩き、お上に対しては「テんで話にならぬ大馬鹿者…」
  「テ柄にもならぬ事を威張る…」と痛烈な批判をあびせた反骨ジャーナリスト、宮武外骨。 美学校の階段教室や武道館、後楽園球場を会場に、
  現代の外骨・赤瀬川原平がそのスーパーモダンな雑誌表現を講義する“学術小説”。〉
bktkm-023/阿部定伝説/七北数人【編】/ちくま文庫/1998年第1刷/¥300/B
 〈1936年5月、愛人を絞殺しその下腹部を切りとった阿部定の事件は、さまざまな伝説に彩られてる。 そのゆたかな文学性のゆえに評判となった予審調書をはじめ、
  阿部定自筆の置手紙など貴重な資料を集成。加えて、定をモデルにした創作の中から選りすぐりの短篇三本を併せ収めて、“阿部定伝説”の発展・深化の跡をたどる。〉
 1 予審調書―全文 / 2 証言・対談・その他資料 / 3 阿部定ロマネスク:世相(織田作之助)、聖淫婦(宇能鴻一郎)、鬼灯(森真沙子)
bktkm-022/岡本かの子全集〈9〉/岡本かの子/ちくま文庫/1994年第1刷/¥1200/B
 〈新発見された作者14歳時の投稿歌を初め、初収録の歌48首を含め、蒐集し得た全短歌を収載。〉
 かろきねたみ / 愛のなやみ / わが最終歌集 / 歌日記
bktkm-028/泉鏡花集成〈4〉/種村季弘【編】/ちくま文庫/1995年第1刷/¥500/B
 薬草取 / 高野聖 / 妖僧記 / 吉原新話 ほか
品切れ/平行植物/レオ・レオーニ【著】宮本淳【訳】/ちくま文庫/1998年第1刷/¥―/B
 〈世界最高の絵本作家である、レオ・レオーニが豊かなイメージで作りだした驚くべき植物群!完全なる空間に棲息する“植物である前にことばであった植物たち”が絵とともに
  本の中から浮かび上がる。 虚実おりまぜながら組み立てられた不思議な世界。ウミヘラモ、タダノトッキ、プリズムソウなど、図版多数!日本平行植物学会推薦。〉
品切れ/占い師!/露木まさひろ/ちくま文庫/2002年第1刷/¥―/B
 〈「迷い多き人生の並木道。一度は占っておきましょう」―人はどうやって占い師になるのか。街角の占い師から旅の占い師、「占いの館」の発祥、イタコから『マイバースデイ』、
  易経に至るまで、占いという奇妙な商売のバラエティに富んだ業態と、さまざまな占い師の人生にスポットを当てる。〉
bktkm-017/ナンセンス・カタログ/谷川俊太郎+和田誠/ちくま文庫/1992年第1刷/¥200/B (カバー傷)
 〈「三月に五月みたいな日が、一日だけあるのってのはいいな」「人生にはごく小さいくせに、奇妙に心にも体にもひっかかるものやことがあって、棘もそのひとつだ」
  「ほんとうの0には、あまり魅力をおぼえません」「どこか苦しげなところがあるんだ、ガラスには」
  詩につながる日常にひそむ微妙な感覚、谷川俊太郎と和田誠のコンビがおくる、150篇のショートショート・エッセイ集。〉
bktkm-044/決定版ルポライター事始/竹中労/ちくま文庫/1999年第1刷/¥250/B
 〈美空ひばり、大杉栄、ビートルズ、チャンバラ映画…。芸能を愛し革命を夢見て、花のような文章を残した竹中労。“トップ屋”とさげすまれながらも、えんぴつ一本を武器とした
  ルポライター稼業。陋巷市井に沈潜し、アジア・アラブ・中南米へと飛翔した竹中労が過激なまでに自由であった自らの半生と行動の論理を記した名著。〉
品切れ/鞍馬天狗のおじさんは― 聞書アラカン一代/竹中労/ちくま文庫/1992年第1刷/¥―/B (経年のヤケ・シミ)
 〈昭和の銀幕を駆け抜けた鞍馬天狗。生涯、映画を愛し、女に惚れ、一銭の財産も残さずに逝った往年のヒーロー・アラカン=嵐寛寿郎が語った日本映画の裏舞台。
  いかがわしくも、魅力と活気に満ちていた映画界のようすが、竹中労の名調子に乗って甦える。山中貞雄、伊藤大輔、マキノ雅広らの若き日々がいきいきと描かれる、
  もう一つの日本映画史。〉
品切れ/対談 競馬論―この絶妙な勝負の美学/寺山修司・虫明亜呂無/ちくま文庫/1993年第1刷/¥―/B (経年のヤケ)
 〈なぜ、こんなにも心惹かれるのか。 ふたりの鬼才が競馬の神髄を思うさま語り合った、幻の名対談。〉
bktkm-014/遊覧日記/武田百合子【著】武田花【写真】/ちくま文庫/1994年第2刷/¥200/B (カバー少傷)
 〈出かけて行った先々での出来事を飾らない素直な言葉で綴ったエッセイ集。〉
bktkm-058/マリアの気紛れ書き/森茉莉/ちくま文庫/1995年第1刷/¥250/B (カバー少汚れ)
 〈鋭い直感力と眼識、截然とした好悪感で綴った長編エッセイ。『マリアの目とフランス人の目との出会いはやっぱり、イリオモテヤマネコ同志の出会いだった』…など、
  極めつきの表現でピタリと決めた文章が随所にひかる。文学や文学者について書かれた珍らしい一冊。〉
bktkm-012/貧乏サヴァラン/森茉莉【著】早川暢子【編】/ちくま文庫/1998年第3刷/¥200/B (カバー少汚れ)
 〈家事はまるきり駄目だった茉莉の、ただ一つの例外は料理だった。オムレット、ボルドオ風茸料理、白魚、独活、柱などの清汁…江戸っ子の舌とパリジェンヌの舌を持ち
  贅沢をこよなく愛した茉莉ならではの得意料理。「百円のイングランド製のチョコレートを一日一個買いに行くのを日課」に、食いしん坊茉莉は夢の食卓を思い描く。
  垂涎の食エッセイ。〉
品切れ/記憶の繪/森茉莉/ちくま文庫/1992年第2刷/¥―/B (1箇所数字書込有り)
 〈葬式饅頭を御飯にのせ、煎茶をかけて美味しそうに食べた父・鴎外のこと、ものの言い方が切り口上でぶっきら棒、誤解されやすかった凄い美人の母のこと、
  カルチャー・ショックを受けたパリでの生活、〈しんかき〉〈他所ゆき〉〈足弱伴れ〉などなつかしい言葉と共にあった日常のこと―。
  記憶の底にある様々な風景を輝くばかりの感性と素直な心で描き出した滋味あふれる随筆集。〉
bktkm-051/レミは生きている/平野威馬雄/ちくま文庫/1993年第1刷/¥―/B
 〈アメリカ人の父と日本人の母の子として生まれたイマオは、「あいのこ」と差別される孤独な少年だった。 数年おきにしか会えない父親は、イマオを「家なき子」のレミにたとえ
  「かわいいレミちゃん」と可愛がり、何一つ不自由のない生活を送っていた。しかし、「あいのこ」の劣等感からイマオは、しだいにイタズラもすれば、ケンカもする、時には不良
  じみた行為までする少年になってしまう。 「混血」として生まれた著者の告白的自伝小説。〉
品切れ/陰者の告白/平野威馬雄/ちくま文庫/1994年第1刷/¥―/B
 〈「…しかし、ダメだった…コカインは燐光をはなって、鬼火のように、ぼくの眼をするどく刺したのだ」。コカイン、モルヒネ、クロラール等、15年にも及ぶ乱用の日々。
  ある時は陶酔の海に身を任せ、またある時は禁断症状の地獄めぐり。そして、ついに生還。著者は、麻薬耽溺を赤裸々に告白し、読者をして、麻薬の持つ圧倒的な
  力の前にひざまずかせる。麻薬曼陀羅。〉
bktkm-037/なめくじ艦隊―志ん生半生記/古今亭志ん生/ちくま文庫/1991年第1刷/¥200/B (カバー少擦れ・傷)
 〈酒がいっぱいあるということで満洲行を決意した話など酒、女、バクチ、芸をしみじみと語り、五代目古今亭志ん生の人柄がにじみでた半生記。〉
bktkm-036/びんぼう自慢/古今亭志ん生【著】小島貞二【編】/ちくま文庫/2005年第1刷/¥200/B~B-
 (カバー=少汚れ・上部少擦れによる傷み、背割れ)
 〈「貧乏はするもんじゃありません。味わうものですな」その生き方が落語そのものと言われた五代目古今亭志ん生がこの世を去って三十有余年。今なお落語ファンを魅了してやまない
  師匠が、自らの人生を語り尽した名著。父のこと、少年時代、売れなかった極貧時代、なめくじ長屋の真実、関東大震災、三道楽、満州慰問、息子たち(金原亭馬生、古今亭志ん朝)
  のことなど…志ん生伝説のすべてがここにある。〉
bktkm-035/志ん生滑稽ばなし―志ん生の噺〈1〉/古今亭志ん生/ちくま文庫/2005年第1刷/¥250/B (カバー少擦れ)
 〈何度も甦り、その度にファンをつかんで放さない志ん生落語。その代表作八十二席をジャンル別に分けて贈るシリーズ第一弾。
  軽妙洒脱なおかしみ満載のおなじみ爆笑篇二十二席。〉
bktkm-053/志ん生艶ばなし―志ん生の噺〈2〉/古今亭志ん生/ちくま文庫/2005年第1刷/¥250/B
 〈志ん生師匠の秘中の秘、軽妙洒脱な艶笑噺全二十席。〉
品切れ/古典落語 志ん生集/古今亭志ん生【著】飯島友治【編】/ちくま文庫/1991年第5刷/¥―/B~B- (カバー背上部数mm破)
 〈八方破れの生きざまがみごと芸の肥やしとなった、といわれる五代目古今亭志ん生。その自由奔放な芸は、色褪せるどころか、ますます評価がたかまっている。
  おなじみ一挺入りの出囃子とともに鮮やかによみがえる志ん生落語、『お色直し』ほか絶妙の高座を、きめこまかく再現する。 昭和落語の名人シリーズ第1弾。〉
bktkm-008/古典落語 文楽集/桂文楽【著】飯島友治【編】/ちくま文庫/1998年第7刷/¥300/B
 〈その昔、文楽が『明烏』を高座にかけると、売店の甘納豆がよく売れた。噺のなかで甘納豆を食べる迫真の芸に、ついお客がつりこまれて―という話がある。
  八代目桂文楽は演題のすべてが「十八番」だった。どれも、言葉のはしばしまで一字一句ゆるがせにできぬほど磨きぬかれ、完成された一席。それを、完璧な
  落語芸で演じてみせた。古典落語が行きついた一つの到達点というべき、文楽落語十八番集の一冊。〉
bktkm-009/落語百選 夏/麻生芳伸【編】/ちくま文庫/1999年第2刷/¥350/B
 〈愛すべき人々やお化けたちが続々登場するこの巻は「一眼国」「二十四孝」「お化け長屋」「あくび指南」など25話を収める。〉 解説:都筑道夫
bktkm-039/冬の夜ひとりの旅人が/イタロ・カルヴィーノ【著】脇功【訳】/ちくま文庫/1995年第1刷/¥400/B~B- (カバー擦れ・傷)
 〈次々に斬新な方法を創り出すイタリアの作家の、型破りな作品。すぐに中断してしまう、まったく別個の物語の断片の間で右往左往する「男性読者」とそれにまつわる
  「女性読者」を軸に展開される。 読者は、作品を読み進みながら、創作の困難を作者と共に味わっている気持ちになる、不思議な小説。〉
nvfb-024/失われた時を求めて 1~10〈全10巻〉/マルセル・プルースト【著】井上究一郎【訳】/ちくま文庫/¥5000/B (少シミ)
1=第一篇 スワン家のほうへ(1993年第7刷) / 2=第二篇 花咲く乙女たちのかげにⅠ(1992年第1刷) / 3=第二篇 花咲く乙女たちのかげにⅡ(1992年第1刷)
4=第三篇 ゲルマントのほうⅠ(1993年第2刷) / 5=第三篇 ゲルマントのほうⅡ(1993年第1刷) / 6=第四篇 ソドムとゴモラ(1993年第1刷)
7=第四篇 ソドムとゴモラⅡ(1993年第1刷)/8=第五篇 囚われの女(1993年第1刷)/9=第六篇 逃げさる女(1993年第1刷)/10=第七篇 見出された時(1993年第1刷)
bktkm-059/火の娘たち/ジェラ-ル・ド・ネルヴァル【著】中村真一郎・入沢康夫【訳】/ちくま文庫/2003年第1刷/¥1200/B
 〈夢と狂気と幻想の詩人ネルヴァルが、自死の前年に遺した小説集。ヴァロワの美しい風景と伝説とを背景に、不思議な時間構成をとおして幻想的な愛と悔恨を語る傑作「シルヴィ」
  「アンジェリック」、イタリアを舞台に描かれた「オクタヴィ」「イシス」などを収めた生前最後の単行本。深い謎の魅惑につつまれた12篇のソネ『幻想詩篇』も収録。〉
bktkm-054/ブッシュ・オブ・ゴースツ/エイモス・チュツオーラ【著】橋本福夫【訳】/ちくま文庫/1990年第1刷/¥500/B~B-
 (カバー〈B-〉=擦れ・傷・色褪せ)
 〈町を出た少年が迷い込んだのは、ゴーストでいっぱいのジャングルだった。耐えられぬ悪臭を放つもの、奇妙なかたちをして不思議なしぐさをするもの…。ヨルバ族に先祖から伝わる
  物語をふまえて、ドラム・ビートに乗せて紡ぎ出される幻想の世界。ナイジェリアに伝わる伝説をもとに紡ぎ出された幻想文学。『やし酒飲み』に続き西欧合理社会に衝撃を与えた傑作。〉
品切れ/ケルトの島・アイルランド/堀淳一/ちくま文庫/1998年第6刷/¥―/B
 〈北の聖地アイルランド。その霧のかなたにかすむ土地を、地図にまかせてそぞろ歩いた紀行文。 ヨーロッパの源流ケルト人たちの心やさしい笑みと、ヒースの丘、
  氷河の造形ドラムリン―。歩くことを何より好む著者の足の向くまま、しばしケルト・アイルランドの旅をどうぞ。〉
bktkm-001/ケルト民話集/フィオナ・マクラウド【著】荒俣宏【訳】/ちくま文庫/1997年第6刷/¥350/B
 〈謎の女性作家が紡ぎ出した、スコットランドケルトの、想像力と魔法とロマンス溢れる物語。満ち潮のとき静かな狂気に身をまかす〈罪を喰う人〉、
  生者と死者の間で太古の呪文を唱える巫女、悲しみの岩の影で不死の愛を誓い合う恋人たち。よるべない荒涼とした小島イオナを舞台にくり広げられる、
  ケルト的な哀しみのすべて。〉
bktkm-002/ケルト幻想物語/W・B・イエイツ【著】井村君江【編訳】/ちくま文庫/1992年第8刷/¥250/B (カバー傷)
 〈透視力を持ち、妖精から特別の能力や薬草の知識を与えられた妖精学者の話、常若の国や妖精界、他郷、あの世などの淵に立ち現われる魔女、巨人、悪魔、幽霊、
  また半神半人の英雄、王や聖者の伝説など、目に見えぬものたちが目に見えるものたちと互いに関わり交り合う幻想の世界が展開される。〉
bktkm-056/妖精 Who’s Who/キャサリン・ブリッグズ【著】井村君江【訳】/ちくま文庫/1996年第1刷/¥350/B (カバー少擦れ)
 〈ドワーフ、エルフ、巨人、ゴブリンなど、イギリス全土の妖精101をイラスト付きで紹介。〉
bktkm-003/ケルト妖精物語/W・B・イエイツ【著】井村君江【編訳】/ちくま文庫/1992年第14刷/¥250/B
 〈月夜の緑の草原や、青い海原の底で、バラエティーに富んだ妖精たちと人間が織りなす詩情ゆたかな物語のかずかず。アイルランドで何世紀にもわたって語りつがれ、今なお
  人びとの心に息づいている祖先ケルト民族のさまざまな民間伝承や昔話のなかから、妖精譚のみを収めた古典的名著。付録にイエイツの「アイルランドの妖精の分類」を収録。〉
bktkm-004/妖精の国の住民/K・ブリッグス【著】井村君江【訳】/ちくま文庫/1991年第1刷/¥300/B (カバー少ヤケ・傷)
 〈群をなして踊り回る妖精もいれば、家庭的な妖精もいて…。イギリス各地に伝わる伝承で編む、妖精・怪物・魔女・巨人たちなど…。妖精理解に欠かせない、妖精の国へのパスポート。〉
bktkm-005/短篇集 妖精族のむすめ/ダンセイニ【著】荒俣宏【編訳】/ちくま文庫/1994年第4刷/¥600/B
 〈ダンセイニの幻想小説が描き出す世界は、永遠が瞬時よりはかなく過ぎ去り、神々が野獣に変身し、瀕死の魂が神秘というオアシスを求めてさまよい、繁栄をきわめた都市は
  突然発狂する。華麗で倦怠感に充ちた虹色の幻想世界へと誘う、短篇小説20余編を収める。S・H・シームの神秘的な挿画を付す。〉
bktkm-006/魔法使いの弟子/ロード・ダンセイニ【著】荒俣宏【訳】/ちくま文庫/1995年第2刷/¥250/B
 〈静寂にして華麗、透明にして妖美な虹色の世界が、ケルト民族特有の〈黄昏の想像力〉を駆使して描かれる、今世紀最大の幻想作家の傑作。〉
bktkm-045/ブックス・ビューティフル Ⅰ/荒俣宏/ちくま文庫/1995年第1刷/¥1500/B
 〈ため息がでるほど美しい本、一生手もとにおいておきたい本、何度でもページをひらいてみたい本。現代の書物からは失われてしまったフレッシュな想像力と美意識にあふれた
  「美しい本(ブックス・ビューティフル)」の歴史を、豪華な図版を駆使して、本にとっての挿絵の絵味を考える。
  1巻では、挿絵という試みが本格的に始まる一八世紀から、挿絵本の一大「黄金期」一九世紀半ばまでのまばゆく「光り輝く」挿絵本を紹介。〉
  近代イラストレーションのはじまり / 挿絵本の発展と大衆化

bktkm-038/ブックス・ビューティフル Ⅱ/荒俣宏/ちくま文庫/1995年第1刷/¥1500/B
 〈挿絵とは本を“輝かせる”こと。挿絵本の歴史は、著者と読者の目を驚かせようとたくらんだアーチストと職人の挑戦の歴史であった。その歴史のなかで、
  何よりも時代が美しいものを愛する気風にあった希有な時代のひとつが、19世紀末から始まったトレンド、アールヌーヴォーだった。
  Ⅱ巻では、この時期以降のせつなくなるほど美しい挿絵本を多数紹介し、Ⅰ巻とあわせて18、19、20世紀と約300年にわたる西洋挿絵本史を概観する。〉
  ウィリアム・モリスと私家本印房の発生 / 「ブックス・ビューティフル」の理念 / アメリカン・ドリームの絵師たち
bktkm-011/パラノイア創造史/荒俣宏/ちくま文庫/1991年第1刷/¥300/B (カバー少汚れ)
 〈悪魔の肖像を描いた画家、地球を割ろうとした男、偉大なる記憶力の持ち主、新文字を発明した人々、二つの人格を往復した男―。過剰なる夢想と偏執の果てに
  何ものかを見出し、われわれに別世界の訪れを予感させる古今東西の幻視者たち。かれらの得た奇妙なインスピレーションを解明し、「創造と狂気」のはざまを生きた
  人々の謎と魅力に迫る野心作。〉
bktkm-018/別世界通信/荒俣宏/ちくま文庫/1987年第1刷/¥300/B (カバー少汚れ)
 〈J.R.R.トールキン、H.G.ウェルズ、G.マクドナルド、ウィリアム・モリス等さまざまな別世界を求めて冒険の旅に出た作家たち。〈ファンタジー〉―この巨大な宇宙に憑かれて、
  妖精郷に遊び、世界言語を創造し、ユートピアをさまよう彼等の旅の跡をたどって、永遠に色あせることのない別世界へ誘う、一風変った夢先案内の本。〉
bktkm-019/リリス/ジョ-ジ・マクドナルド【著】荒俣宏【訳】/ちくま文庫/2002年第15刷/¥300/B (カバー少汚れ)
 〈時には雌豹に、時には絶世の美女に、時にはまたいたいけな老婆に変身するリリスとははたして何者か?ルイス・キャロルやトールキンをはじめ、カスタネダなどにも
  大きな影響を与えた、イギリスの幻想小説作家ジョージ・マクドナルドの最高傑作。夢見る若者たちの冒険を描いた瞑想的なファンタジー。〉
bktkm-046/原典対照ルイス・キャロル詩集―不思議の国の言葉たち/ルイス・キャロル【著】高橋康也・沢崎順之助【訳】
ちくま文庫/1989年第2刷/¥400/B~B-
(カバー=背薄・裏表紙少ヤケによる変色、最終頁テープ痕)
 〈チャールズ・ラトウィジ・ドジソン少年が13歳の時に書いた詩から始めて、二つの『アリス』物語、『スナーク狩り』、『シルヴィーとブルーノ』など主要作品から〈詩〉を摘みとって
  編み上げた“不思義の国”のアンソロジー〉
bktkm-047/ナンセンスの絵本/E・リア【著】柳瀬尚紀【訳】/ちくま文庫/1988年第1刷/¥250/B~B-
 (カバー=背薄・裏表紙ヤケによる変色、頁折れ有り)
 〈ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』と並んで、ナンセンス文学の傑作といわれる本書は、ヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人、リアが、脚韻を踏んだ五行詩を書き、
  自らこっけいな絵を描いた、楽しい絵本である。 ―この絵本を言葉遊びの達人たる訳者が、原文の脚韻を忠実に踏んで見事な日本語に移しかえた。
  絵は総カラーにして、当時の雰囲気を再現した決定版。〉
bktkm-040/柳田國男全集26/柳田國男/ちくま文庫/1995年第2刷/¥700/B~B- (カバー=少傷・裏表紙小口側上部角少折れ目、頁折れ有り)
 〈女たちの衣裳が色どり花やかになり、都市のざわめきが一段と大きくなった昭和初期の世相からさかのぼって視た近代の常民の生活史『明治大正史世相篇』。人々の感性や心づかいの
  移り変わりを読み解いた今なお斬新で刺激的な不朽の名著である。新しい民俗学の方法を追究し、〈史心〉と〈史力〉によって歴史意識を捉えることの重要性を説いた『国史と民俗学』の
  ほか、「現代科学ということ」など歴史学の方法を問いなおし、現代科学としての民俗学の確立を主唱する諸論考を収録。〉
bktkm-050/日本異界絵巻/小松和彦・宮田登・鎌田東二・南伸坊/ちくま文庫/1999年第1刷/¥350/B
 〈本書は異界に深い係わりをもっていたと考えられる「人物」と、異界に属すると思われる「妖怪変化」たちの身元調査記録である。
  彼らが、表の歴史に正々堂々と姿を現すことは滅多になかったが、日本文化に極めて大きな影響を及ぼしたことは疑いない。「妖怪」たちの活躍と意味を考えることは、
  異界という想像力豊かな世界を生みだした、わたしたち日本人の心の歴史を大胆に読み解くことになる。〉
bktkm-048/マンダラ紀行/森敦/ちくま文庫/1989年第1刷/¥250/B~B- (表紙・裏表紙=軽く折れ目、頁折れ有り)
 〈神護寺、東寺、東大寺、高野山町石道そして四国八十八ヵ所への巡拝。引法大師空海の跡を辿る旅は、しだいに開けゆく密教論理空間解読の旅でもある。
  従来のマンダラ諸論とは隔絶したトポロジカルな思念の前に、胎蔵界・金剛界の両界マンダラ図が開示する真言密教の秘奥とは何か。
  民衆仏教の一面をも鮮やかに描ききる。〉
bktkm-049/明治バンカラ快人伝/横田順彌/ちくま文庫/1996年第1刷/¥350/B~B- (カバー=背下部若干欠・傷)
 〈自転車世界無銭旅行者中村春吉、世界柔道武者修行者前田光世(グレイシー柔術元祖)、虎髯弥次将軍吉岡信敬…日清、日露、第一次世界大戦と、日本が近代国家になるための
  試練をくぐり抜けなければならなかった激動の時代を、そのバンカラ精神で痛快に生き抜いた明治の“快人”たち。「明治快人列伝」を増補した決定版。〉
*ちくま学芸文庫*
品切れ/新編 八犬伝綺想/小谷野敦/ちくま学芸文庫/2000年第1刷/¥―/B (少シミ)
 〈曲亭馬琴の代表作『南総里見八犬伝』。歌舞伎でもおなじみのこの長い物語は、はたしてたんなる「勧善懲悪の封建的冒険活劇」なのか。かろやかに境界をとびこえて、綺想を
  広げてみよう。たとえば、ユートピア・安房の「大いなる母」のもとへ集まる犬士たちは、ミシシッピを筏で流れ下るハックルベリー・フィンだ。浜路を拒絶する犬塚信乃は、オフィーリア
  の死に安堵するハムレットだ。―「水」や「少年」「竜」などをキーワードに、トウェインやメルヴィルを重ね、イーグルトン、ユングをひきながら、八犬伝に近代の人間像を読み解く、
  比較文学からの八犬伝論。 新編として、「江戸の二重王権」「『八犬伝』の海防思想」の二論文を増補。〉
bktkmg-16/幕末 写真の時代/小沢健志【編】/ちくま学芸文庫/1996年第2刷/¥400/B (少頁折れ有り)
 〈日本の写真は、嘉永元年(1848)に渡来。長崎の上野俊之丞が導入した。「写る」ことへの驚きとともに、写真は当時の進歩人たちに熱狂的に受け入れられ、江戸から明治への
  激動の時代の姿と、英雄たちの貴重な記録を写しとめてゆく。福沢諭吉や坂本龍馬ら幕末の志士たち、長崎出島の風景、鎌倉事件の現場など、日本の写真の黎明期である幕末
  から明治初期までの古写真から、この時代の歴史性、記録性を尊重しつつ約200点を厳選し構成。〉
bktkmg-01/ナンセンス詩人の肖像/種村季弘/ちくま学芸文庫/1992年第1刷/¥1000/B
 〈呪文や語呂合わせ、吃音、言い間違いなどに潜む創造性。「無意味」によって言語秩序の顛覆をたくらみ、新しい言葉の宇宙を表現した近代の詩人たち、
  ルイス・キャロル、エドワード・リア、モルゲンシュテルン、ハンス・アルプらの魅力溢れる生涯と作品を紹介する。ナンセンス詩のアンソロジーを併録。〉
bktkmg-02/マニエリスム芸術論/若桑みどり/ちくま学芸文庫/1994年第1刷/¥700/B (カバー少シミ)
 〈マニエリスムとは何か。それは危機の時代の文化である。世界調和と秩序の理念が支配した15世紀は、黄金のルネサンスを生み出した。だが、その根本を支えてきた
  キリスト教的世界像が崩れ、古き中世が解体する16世紀は、秩序と均衡の美学を喪失する。不安と葛藤と矛盾の中で16世紀人は「危機の芸術様式」を創造する。
  古典主義的価値をもつ美術史により退廃と衰退のレッテルを貼られてきたこの時代の芸術の創造に光を当て、現代におけるマニエリスムの復権を試みた先駆的な書。〉
bktkmg-08/イメージを読む/若桑みどり/ちくま学芸文庫/2005年第1刷/¥350/B
 〈絵画は美しいのみならず、描かれた時代の思想・宗教観を密かに映し出している。ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』、デューラーの
  『メレンコリア』、ジョルジョーネの『テンペスタ(嵐)』。 世界の名画のなかでもとくに謎に満ちたこれらの作品から、絵画の隠された謎をさぐる。画家が本当に描きたかったのは何か、何に
  託してその意図を伝えたか?美術研究の成果を存分に駆使しながら、絵画に描かれた思想や意味を鮮やかに読み解くスリリングで楽しい美術史入門。〉
品切れ/鏡のテオーリア/多田智満子/ちくま学芸文庫/1993年第1刷/¥―/B (カバー少シミ)
 〈天然の水鏡、銅鏡、そしてガラスの鏡―。すべてを容れる鏡は、古今東西の人間の心にどのような光と迷宮とをもたらしてきたか。ギリシア、中国、日本では…。 仏教では…。
  レヴィ・ストロース、ボルヘス、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ルイス・キャロス、李白、釈迢空は…。鏡面の多彩なきめらきを写しとりながら、テオーリア(観照)はつづく。〉
品切れ/ドストエフスキーの詩学/ミハイル・バフチン【著】望月哲男・鈴木淳一【訳】/ちくま学芸文庫
1995年第1刷/¥―/B
(カバー少シミ)
 〈《ポリフォニー》と《カーニバル》二つのキイ概念で解く「対話」の本質。〉
再入荷!/象徴交換と死/ジャン・ボードリヤール【著】今村仁司・塚原史【訳】/ちくま学芸文庫/1993年第2刷/¥700/B~B- (シミ)
 〈マルクス主義と資本主義擁護論の両者に共通する生産中心主義の理論を批判し、すべてがシミュレーションと化した現代システムの像を鮮やかに提示した上で、
  〈死の象徴交換〉による、その内部からの〈反乱〉を説く、仏ポストモダン思想家の代表作。〉
bktkmg-06/博物誌 虫/ジュ-ル・ミシュレ【著】石川湧【訳】/ちくま学芸文庫/1995年第1刷/¥700/B
 〈19世紀フランスの歴史家ミシュレは、自然への生き生きとした関心を持ち続けた。昆虫に関する書物をひもときながら、身近に接した虫たちを注意深く観察し、愛情をこめて書きとめた
  本書は、意欲し労働し愛しあう虫たちのきわめて人間的な生活を描き出す。のちのファーブル『昆虫記』の先駆的な作品となった、「自然史」=「博物誌」四部作の第二作。〉
bktkmg-07/精神疾患とパーソナリティ/ミシェル・フーコー【著】中山元【訳】/ちくま学芸文庫/1997年第1刷/¥400/B (小口少汚れ)
 〈精神の医学と身体の医学とは、いかなる関係をとり結ぶべきなのか?精神医学の分野で思想的第一歩を踏み出したフーコーは、この基本的問いを発することから始めている。
  精神の病理学を疑似科学的な身体の病理学から解放し、患者の“主観性”に彩られた病的宇宙の意味づけを行わねばならない。そして、現存在分析を媒介としつつ、世界における
  人間の実存そのものを問題にしようとする。しかし、人間を疎外する社会のなかに「精神疾患の患者」を作り出す歴史的条件が備わっているならば、そもそも異常性とは社会と文化に
  依存することになるのではないか。のちの『狂気の歴史』(1961年)の思索への大転回を内包した幻の処女作(1954年)。〉
bktkmg-09/善悪の彼岸 道徳の系譜 ニーチェ全集〈11〉/フリードリッヒ・ニーチェ【著】信太正三【訳】
ちくま学芸文庫/1993年第2刷/¥800/B
 〈大きな期待をもって世に送りだした『ツァラトゥストラ』の不評に心を痛めるニーチェ。『善悪の彼岸』は誤解と歪曲から自己の思想を救う意図をこめて、その一種の注釈書として著わされた。
  本書では、19世紀ヨーロッパの道徳と宗教の価値が厳しく問われ、いわゆる〈客観性〉〈歴史的感覚〉〈科学性〉〈同情〉という近代的信仰の対象物が鋭い批判のメスで解剖されている。
  ニーチェの哲学の円熟期を代表する重要な著作の一つである『善悪の彼岸』、その終楽章ともいうべき『道徳の系譜』の二作品を収録する。〉
bktkmg-10/エロス論集/ジークムント・フロイト【著】中山元【編訳】/ちくま学芸文庫/1997年第1刷/¥600/B
 〈人間の記憶、判断、思考という基本的な機能は、他者との関係において初めて形成される。母親とは、子供の生物学的欲求を満たしつつ、“エロス”的な関係を結び合う最初の
  他者なのである。しかし、いつまでも母親との双数的関係にとどまっているわけにはいかない。父親という第三者の介入によるエディプス・コンプレックスや去勢コンプレックスを
  克服しながら、自我のうちに「法」の審級を確立し、「社会」で生きることを学ばなければならない。幼児の性欲を指摘して一石を投じた『性理論三篇』から始めて、「ナルシシズム入門」
  「エディプス・コンプレックスの崩壊」など13篇を編集・新訳、エロスの理論の展開をたどる。〉
bktkmg-11/ロラン・バルト映画論集/ロラン・バルト【著】諸田和治【訳】/ちくま学芸文庫/1998年第1刷/¥400/B
 〈ロラン・バルトは、その初期である1960年に研究的なエッセーを発表して以降、多くの映像評論を残した。 『戦鑑ポチョムキン』『イワン雷帝』で知られるソビエトの映画監督
  エイゼンシュテインの作品のカットを通して映画における意味形成性を論じた「第三の意味」、映像についての記号学的枠組みを構想する「映画における意味作用の問題」を
  はじめとする映画・映像論、またロベール・ブレッソンやクロード・シャブロルらの作品評や、グレタ・ガルボやチャップリンらの俳優談義を収録し、1970年までの映画における
  バルトの思索の成果をまとめるオリジナル・アンソロジー。〉
bktkmg-12/古代芸術と祭式/ジェ-ン・E・ハリソン【著】佐々木理【訳】/ちくま学芸文庫/1997年第1刷/¥900/B
 〈原始芸術の萌芽は古代の祭祀の中にある。周期的に催される祭りに、人々は「集団的情緒」を共有し、そこに美を見出した。ギリシアを中心に、東西の祭式と古代美術、考古学、
  古代社会と宗教との関係を丹念にひもときながら、祭式から芸術への移行過程を探る。芸術の起原を解き明かした古典的名著。〉
bktkmg-13/江戸のはやり神/宮田登/ちくま学芸文庫/1997年第3刷/¥350/B (カバー少汚れ・傷)
 〈創造的なエネルギーが爆発した江戸時代、民衆の力は既成の宗教を軽々と離脱し、時代を反映する小さな神々を生み出す。お地蔵様、お稲荷さん、七福神、お札参り、エエジャナイカ、
  霊験…。うわさ話がいつしか熱狂的な信仰の対象となったこれらの神は〈はやり神〉と呼ばれる。民俗史料やいまも残る流行神を渉猟し、さまざまな事例から江戸から今日にいたる時代性と
  民俗の相関を考察する。流行神信仰の背後にある民衆の心理や宗教意識、日本人の精神構造の基底を丹念に掘り起した力作。〉
bktkmg-14/新編 脳の中の美術館/布施英利/ちくま学芸文庫/1996年第1刷/¥350/B
 〈人体の視知覚形式を、「見る」に徹する「目の視覚」と、共通感覚に訴える「脳の視覚」の二種類に分け、写真・映画・マンガ・美術作品など、古今東西の視覚作品を解剖してみると…。
  さまざまな視覚作品を、5万年前から変わらない人体による視覚レポートとしてとらえ、科学から美学へアプローチしたまったく新しい視座を提示する。〉
品切れ/英文翻訳術/安西徹雄/ちくま学芸文庫/1995年第1刷/¥―/B
 〈達意の訳文で知られる著者が、文法事項を的確に押さえ、短文を読み解きながら、翻訳の秘訣を伝授する。大学受験生から翻訳家志望者まで、一読三嘆、必読の訳文指南書。〉
*ちくま日本文学全集*
bktkmnb-07/稲垣足穂/ちくま日本文学全集/1991年第1刷/¥300/B (天少シミ)
 一千一秒物語/鶏泥棒/チョコレット/星を売る店/放熱器/フェヴァリット/死の館にて/横寺日記/雪ヶ谷日記/山ン本五郎左衛門只今退散仕る/空の美と芸術に就いて/われらの神仙主義
 似而非物語/タッチとダッシュ/異物と滑翔|ぼくの足穂体験(佐々木マキ)
bktkmnb-06/坂口安吾/ちくま日本文学全集/1993年第2刷/¥200/B (天ヤケ・シミ)
 風博士/村のひと騒ぎ/FARCEに就て/石の思い/風と光と二十の私と/勉強記/日本文化私観/堕落論/続堕落論/白痴/金銭無情/湯の町エレジー/高千穂に冬雨ふれり
 桜の森の満期の下
bktkmnb-05/内田百閒/ちくま日本文学全集/1991年第1刷/¥250/B
 花火/山東京伝/件/流木/道連/短夜/波止場/豹/冥途/大宴会/流渦/水鳥/蘭陵王入陣曲/山高帽子/長春香/東京日記/サラサーテの盤/琥白/遠洋漁業/風の神/虎列刺/炎煙鈔
 雀の塒/薬喰/饗応/百鬼園日暦/餓鬼道肴蔬目録/一本七勺/無恒債者無恒心/蜻蛉玉/大瑠璃鳥/泥坊三昧/素人掏摸/長い塀/錬金術/特別阿房列車
bktkmnb-04/澁澤龍彦/ちくま日本文学全集/1991年第1刷/¥600/B (小口少汚れ)
 空飛ぶ大納言/高丘親王航海記より/儒艮/蘭房/狐媚記/護法/鏡と影について/玩具のための玩具/ミューゼアム・オブ・カタクリズム/胡桃の中の世界/海胆とペンタグラムマ
 愛の植物学/サド侯爵/反社会性とは何か/狂帝ヘリオガバルスあるいはデカダンスの一考察/アンドロギュヌスについて/穴ノアル肉体ノコト
bktkmnb-03/木山捷平/ちくま日本文学全集/1992年第1刷/¥800/B
 詩/俳句 / うけとり/おじいさんの綴方 / 長春五馬路 / 春雨/軽石/下駄の腰掛
品切れ/深沢七郎/ちくま日本文学全集/1993年第1刷/¥―/B~B- (経年のヤケ・シミ・汚れ、最終頁値札剥し痕、カバー上部擦れ)
 日本風ポルカ/シナ風ポルカ/落語風ポルカ/東京のプリンスたち/三つのエチュード より/揺れる家/庶民列伝 より/秘戯/極楽まくらおとし図/自伝ところどころ 抄
 思い出多き女おッ母さん/言わなければよかったのに日記/いのちのともしび/ちょっと一服、冥土の道草
bktkmnb-01/花田清輝/ちくま日本文学全集/1993年第1刷/¥350/B- (全体的に頁折れ、シミ)
 復興期の精神より/錯乱の論理より/アヴァンギャルド芸術より/もう一つの修羅より/俳優修業より/日本のルネッサンス人より/室町小説集より ほか
*中公文庫*
bktk-038/花嫁化鳥―日本呪術紀行/寺山修司/中公文庫/1990年/¥250/B
 カバー:蕗谷虹児「語らい」 〈風葬大神、鯨の墓など呪術的素材を探索する風変りな旅は、日本人とは何か、という問いと同時に、寺山修司を貫く主題を明確に示す。〉
bktk-036/ショスタコーヴィチの証言/S・ヴォルコフ【編】水野忠夫【訳】/中公文庫/1986年/¥300/B~B- (小口汚れ、経年のヤケ)
 〈レーニン賞など数々の栄誉に輝く世界的作曲家が、死後国外での発表を条件に、スターリン政治に翻弄された芸術家たちのしたたかな抵抗と過酷な状況を語る。
  晩年に音楽学者ヴォルコフが聞き書きして編んだ、真摯な回想録。〉
品切れ/書架記/吉田健一/中公文庫/1982年/¥―/B~B- (経年のヤケ・シミ)
 〈手に馴染み慈しんだ数々の書物への想い―柔軟な感性と硬質な知性が織りなす〈書物〉本来の感触への案内状。読書家のための十四篇。〉
bktk-034/大阪自叙伝/藤沢恒夫/中公文庫/1981年/¥200/B (ヤケ・シミ)
 〈大阪に生まれ育ち大阪に暮らす生粋の大阪人の語り―人情が、風俗が、菊池寛の、芥川龍之介の、織田作之助たちの素顔と文学芸術が、
  そして大阪を超えて日本の文学界全体が浮かび出る。〉
bktk-029/こわさ知らず/春風亭小朝/中公文庫/1984年/¥200/B (小口シミ・少汚れ)
 〈小朝が一冊ばっちり書きました。二十代最後の齢に、意欲にあふれるタレントが思う存分書いた楽しいさわやかなエッセイ・・・。〉
bktk-019/ハイカラ食いしんぼう記/三宅艶子/中公文庫/1984年/¥1000/B (経年のヤケ・シミ)
 カバー画・東郷青児 〈レストランで食べたうどん、かぼちゃのお鍋と地震との関係-ふとした刺激がよびさましてくれる味の記憶とそれを囲むもろもろの想い。
 西洋料理と共に育った街なかの青春あれこれと洋風ごはんの文化誌。〉
bktk-022/燃えるアダジオ/萩原葉子/中公文庫/1990年/¥200/B~B- (経年のヤケ・シミ)
 〈優艶なアダジオのリズムでステップを踏む時、私の人生は鮮やかに燃える…。対人恐怖症を克服しダンスにオブジェに著述に情熱を迸らせる作家の日常を
  父朔太郎や祖母・母・妹との愛憎の日々を回想しつつ謳い上げる人生への讃歌。〉
bktk-004/歴史・祝祭・神話/山口昌男/中公文庫/1982年再版/¥300/B (経年のヤケ)
 〈死の影に覆われた世界から人々を解放し、目くるめく祝祭に導いた英雄たちは、何に復讐されたのか。日常空間と演劇空間との対立・交換をえぐって歴史の深層に迫り、
  現代史の神話を開示する。〉
bktk-010/世紀末中国のかわら版 絵入新聞『点石斎画報』の世界/中野美代子・武田雅也【編訳】
中公文庫/1999年/¥600/B
(少シミ)
 〈1884年、上海で創刊された絵入新聞『点石斎画報』は、大衆への報道・娯楽紙として、飛ぶように売れたと当時の記録は語る。終刊まで十四年にわたって描かれた 四千数百点に
  のぼる絵と、そこに付された文とは、初めて西洋近代文明に触れた清朝末期の中国人の奔放な想像力が生んだ、驚異と興奮と誤解の渦巻く「世界図鑑」である。 百年前、彼らは何を
  幻視したのか?美術史、文学史、科学史、社会風俗史…あらゆる角度からの発掘を待っている宝の山、「『点石斎画報』学」への扉が、いま開かれる。〉
bktk-017/肌色の月/久生十蘭/中公文庫/1975年/¥200/B- (ヤケ、カバー少破)
 〈たまたま見上げた月が肌色に見えたことから自分の病疾を知り、死を思って旅立つ変装の宇野久美子―奇しくも同じ病に逝った著者の絶筆遺作推理。
  「予言」「母子像」を併載。〉
bktk-001/コンスタンチノープル/橘外男/中公文庫/1987年/¥250/B (経年のヤケ)
 〈第一次世界大戦前、ドイツの近東外交政策の犠牲となり、トルコ皇帝に売られハレムに幽閉された財閥夫人エリス・ケルレルの数奇な物語。
  ハレムの女からサルタンの妃にのし上がった運命の女を描く長篇。〉
bktk-002/エミール・ガレ―人と作品/由水常雄/中公文庫/1993年再版/¥350/B
 〈1878年のパリ万国博でのデビュー以来、一世を風靡した数々の名作を詳細に解説・紹介しながら、ガレの独創的芸術世界と生涯を追求する画期的労作。カラー図版278点収載。〉
bktk-003/アール・ヌーボーの世界 モダン・アートの源泉/海野弘/中公文庫/1987年/¥300/B (経年のヤケ)
 〈19世紀末から20世紀初頭にかけて、世界の各地に風靡した新しい様式の名称「アール・ヌーボー」は、汎ヨーロッパ的な美学運動となって、それぞれの地に開花した。その発生から死滅まで
  を辿り、頽廃と新生の意味をもつアール・ヌーボーを、芸術運動をこえた世紀末の時代精神としてとらえ、想像力に富む世紀末の世界に、現代の始点を見出す、魅惑の処女作。〉
品切れ/私の旧約聖書/色川武大/中公文庫/1994年3版/¥―/B (経年のシミ)
 〈人生のはずれ者、札つきの不良という少年期からの深い認識。中学時代、偶然読んだ旧約聖書によって、はじめて神と人間との契約にふれた旧約の世界を知り、
  同時に人間の叡智への底知れない怖れを感じた著者の、生涯にわたる旧約聖書との密なるかかわりを語る。〉
bktk-006/次郎長放浪記/阿佐田哲也/中公文庫/1986年/¥―/B~B- (シミ、裏表紙小口側上部角少折れ目)
 〈博打うち志願のチンピラ、次郎長、大政、小政など…。実力相半ばする遊び人の群れのなかで、なぜ次郎長が彼らを制して君臨することになるのか。青春期、賭場の空気に
  浸って生きた著者によって、はじめて描きなおされた伝説のヒーロー清水の次郎長。 騒然と孤独、無為と熱狂の混在する、大親分「次郎長」の青春を描くロマン。〉
bktk-027/夜の果ての旅 上・下〈全2冊〉/セリーヌ【著】生田耕作【訳】/中公文庫/¥600/B~B- (経年のヤケ・シミ)
 上巻=1987年3版/下巻=1987年5版|〈全世界の欺瞞を呪詛し、その糾弾に生涯を賭け、ついに絶望的な闘いに傷つき倒れた“呪われた作家”セリーヌの自伝的小説
 ―人生嫌悪の果てしない旅を続ける主人公バルダミュの痛ましい人間性を、陰惨なまでのレアリスムと破格な文体で描いて「かつて人間の口から放たれた最も激烈な、最も
 忍び難い叫び」と評される現代文学の傑作巨篇。〉
品切れ/玩物草紙/澁澤龍彦/中公文庫/1986年/¥―/B~B- (ヤケ・シミ)
 〈蟻地獄の観察日記をつけ、好きな花といえばタンポポ。そして76年に一度飛来するハレー彗星を待ちわびる。裸体・虫・ポルノ・飛行船・地球儀…。
  古今東西の書籍を渉猟し孤高の境地を拓いた文学者が、初めて「私自身」=ミクロコスモス=を語りつつ綴った、物と観念が交錯するアラベスクの世界。〉
品切れ/悪魔のいる文学史―神秘家と狂詩人/澁澤龍彦/中公文庫/1989年9版/¥―/B (経年のヤケ・シミ)
 〈その絶望と狂気ゆえに、ヨーロッパ精神史の正流からはずれた個所で光芒を放つ文学者たち―。彼らの狂気が、調和を根底に築かれた「文化」の偽善性を射る。
  埋もれた異才を発掘する異色の文学史。〉
bktk-020/サド侯爵の生涯/澁澤龍彦/中公文庫/1992年10版/¥200/B (経年のヤケ)
 〈無理解と偏見にみちたサドへの理解と対決して、その真実を究明究明しその華麗な全貌を捉えたサド文学評論決定版。この本をぬきにしてサドを語ることはできない。〉
bktk-013/少女コレクション序説/澁澤龍彦/中公文庫/1986年3版/¥200/B (経年のヤケ)
 〈美少女、あるいは少女の人形、エロスのシンボル、小さな貴婦人、大胆知的な愛の冒険。〉
品切れ/三島由紀夫おぼえがき/澁澤龍彦/中公文庫/1989年4版/¥―/B (経年のヤケ)
 〈様々なる観念を表裏一体とする厳しい二元論に生きた天才へ、親しくそして本質的な理解者が注ぐ時間を超えた優しい眼差し。〉
bktk-008/新釈落語噺 その2/立川談志/中公文庫/2002年初版/¥250/B (経年のヤケ)
 〈家元談志、真骨頂の落語論。 抱腹絶倒、阿鼻叫喚、言語道断の爆笑高座20席。〉
bktk-009/新・東海道五十三次/武田泰淳/中公文庫/1977年/¥600/B- (経年のヤケ・シミ)
 〈のんき者の「私」とハリキリ屋のユリ子さんがくりひろげるカー時代の弥次喜多道中!名所見物はもちろんのこと、喧嘩もすれば事故も起こす。
  さてお二人の五十三次、たどりつく先は・・・・・・。〉
bktk-023/富士/武田泰淳/中公文庫/1981年6版/¥500/B (経年のヤケ・シミ)
 解説・斎藤茂太 / カバー裏表紙:『富士』―巨大な記念碑(埴谷雄高)
bktk-012/富士日記〈上・中・下〉(3冊)/武田百合子/中公文庫/¥1400/B (少シミ)
 上巻=1995年8版・中巻=1995年7版・下巻=1995年7版
 〈夫武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間の一瞬一瞬の生を、澄明な眼と無垢の心で克明にとらえ天衣無縫の文体でうつし出す、
  思索的文学者と天性の芸術者とのめずらしい組み合せのユニークな日記。〉
bktk-011/言わなければよかったのに日記/深沢七郎/中公文庫/1991年3版/¥200/B
 〈小説「楢山節考」で中央公論新人賞を受賞し、異色の文壇デビューをした著者が、畏敬する作家たち正宗白鳥、武田泰淳、井伏鱒二などとの奇妙でおかしい交流を綴る。
  生涯を自然流に生きた異才の抱腹絶倒の文壇登場日記他。〉
品切れ/御馳走帖/内田百閒/中公文庫/1995年14版/¥―/B (少シミ)
 〈朝はミルクにビスケット、昼はもり蕎麦、夜は山海の珍味に舌鼓をうつ、ご存じ食いしん坊百閒先生が、幼年時代の思い出から戦中の窮乏生活、また知友と共にした
  食膳の楽しみに至るまで、食味の数々を愉快に綴った名随筆。〉
bktk-015/板極道/棟方志功/中公文庫/1976年3版/¥200/B~B- (経年のヤケ・シミ)
 〈青森の鍛冶屋に生まれ、極貧の環境から奔放無頼な個性を羽搏かせ、板画一筋に生きぬいて、ついに世界のムナカタとなった著者が綴る、感動あふれる自叙伝。〉
品切れ/人形曼陀羅 自伝随想/辻村ジュサブロー/中公文庫/1991年/¥―/B
 〈「人形は鏡です。恐ろしいほどに作った人の心の状態を映し出し、それを見る人の心をも映し出す鏡です。」当代に異彩を放つ人形作家が幼時を過ごした満州のこと、
  生別した母への想い、創作のうちに観じた人と美の本然の姿を述懐する味わいふかい自伝風エッセイ。〉
bktk-021/東光金蘭帖/今東光/中公文庫/1981年3版/¥300/B (経年のヤケ・シミ)
 〈無類の面白い交友記にとどまらず、希有に秀潤深愛の人物論であつて、それが今君自己の人物論ともなつてゐる。―「秀潤深愛の人物論」川端康成 〉
 菊池寛/横光利一/片岡鉄平/直木三十五/佐々木味津三/藤沢清造/川端康成/尾崎士郎/谷崎潤一郎/宇野千代/東郷青児/鳥海青児/山田耕筰/郡虎彦
 鳴海うらはる/田村松魚/金蘭帖の末に
bktk-026/神変白雲城/角田喜久雄/中公文庫/1993年/¥250/B (カバー折込部分折れ目)
 〈大菩薩峠の奥、謎の白雲城に隠された莫大な財宝のカギをにぎる、秋月家伝来の二振りの名刀、白雲丸と黒雲丸。それを手中にせんと執拗につけねらう悪党一味、
  そうはさせじと敢然と立ち向かう正義の若武者伊丹慎太郎。 奪われては取り返す必死の攻防のゆくえは!?〉
bktk-028/夢いまだ成らず―評伝山中峯太郎/尾崎秀樹/中公文庫/1995年/¥300/B (経年のシミ)
 〈陸軍士官学校を出ながら、エリート軍人への道を棄てて新聞記者に転じ、パンチイルンの名で中国革命完成のために奔走した未成・山中峯太郎―。
  『少年倶楽部』の王者として戦前の子供たちを魅了した人気作家の実像を明らかにし、波瀾に富む内面の歩みをたどる力作評伝。〉
bktk-037/ゾルゲ事件 尾崎秀実の理想と挫折/尾崎秀樹/中公文庫/1983年/¥250/B (経年のヤケ)
 〈近衛文麿のブレーン尾崎秀実とドイツ大使館情報顧問ゾルゲが「国際諜報団員」として処刑されたのは、昭和十九年のことであった。尾崎秀実の実弟である著者が、軍国主義の嵐の中で
  理想のために生きた二人の生涯をたどりながら、厖大な資料を駆使して事件の全貌を捉え、現代史の謎の解明にいどむ。〉
品切れ/戦争史大観/石原莞爾/中公文庫/1984年/¥―/B~B- (カバー折込部分折れ目)
 〈日本国体の至高を謳うだけではなく、戦争術発達の極点に世界統一・絶対平和を視た石原莞爾。使命感過多なナショナリストであると同時に、クールな現実認識を
  あわせもつ彼の軍事学論・戦争史観・思索史的自叙伝を収録。〉 解説・佐高信
bktk-033/最終戦争論・戦争史大観/石原莞爾/中公文庫/1995年5版/¥400/B~B- (経年のヤケ・シミ、頁折れ有り)
 〈ほどなく起る最後の世界大戦争とその後に到来する永久平和時代―。太平洋戦争の前夜、国防の危機を背景に、日蓮信仰と戦史研究から生まれたこの特異な予言の書は、
  満州事変を主導し日本の運命を変えた、昭和陸軍の異端児石原を理解する要石である。〉
bktk-031/維摩経 改版/長尾雅人【訳注】/中公文庫/1983年/¥800/B (経年のヤケ)
 〈経典文学の白眉『維摩経』は、俗人維摩居士と多彩な登場人物によるアイロニーに満ちた対話を通して、深遠な「空」の思想を鼓吹する一大ドラマである。
  研究五十年から生まれた決定訳によって、原典の香気甦る壮大な叡智の結晶。〉
品切れ/漢字百話/白川静/中公文庫BIBLIO/2005年6刷/¥―/B
 〈太古の呪術や生活の姿を伝える、漢字の世界。厖大な資料考証によって、文字の原始の姿を確かめ、原義を鮮やかに浮かび上がらせる。
  「白川静の世界」入門に絶好の、刺激的な書。〉
bktk-039/朝、上海に立ちつくす 小説東亜同文書院/大城立裕/中公文庫/1988年/¥350/B (少シミ)
 〈近代日本の中国政策と深くかかわっていた東亜同文書院大学。敗戦へと向かう厳しい状況のもと、沖縄出身の日本人学生として同文書院で学ぶ主人公と国籍の異なる学友たち―。
  「日中共存共栄」の架け橋であろうとした同文書院が歴史に果した役割は何であったのか…。
  矛盾と分裂のなかでせめぎあう自らの青春体験を投影しつつ、東亜同文書院の運命を追う、長篇大作。〉
bktk-043/幕末維新の美女紅涙録―徳川慶喜の時代/楠戸義昭・岩尾光代/中公文庫/1997年/¥250/B (少シミ)
 〈黒船来航から明治維新に至る激動の時代、女たちにも等しく変革の嵐は吹きすさんだ。そんな嵐の中、運命に抗して逞しく、あるいは健気に生き抜いた女たち。
  大名の妻、側室、武家の娘、庶民の子女、芸妓…さまざまな女たちの知られざる一面を、残された記録をもとに生き生きと描いた好著。〉
bktk-040/風雲回顧録/岡本柳之助【著】平井晩村【編】/中公文庫/1990年/¥300/B (経年のヤケ、小口少汚れ)
 〈幕末維新の時、16歳で藩の歩兵隊長をつとめた“紀州藩の神童”―岡本柳之助。明治新政府の軍人となった彼は、天賊の軍才を縦横に発揮するも、西南戦争後の竹橋事件に座し、
  無位無官の身となり、やがて大陸浪人として東洋の舞台へ雄飛する…。新政府を震撼させた竹橋事件、閔妃事件など、明治史の暗部に深く関わった著者が、長年の沈黙を破り、初めて
  数奇な生涯を語る。〉
bktk-041/やまとのふみくら―天理図書館/浜田泰三【編】/中公文庫/1994年/¥400/B (経年のヤケ)
 〈大正末期、一宗教団体の文教施設として大和の地に設立された天理図書館は、二代真柱中山正善氏の驚異的な図書蒐集活動を経て、現在では稀書・秘籍の宝庫として世界的にも
  著名な図書館となっている。その誕生の経緯と発展の過程を紹介し、また選りすぐりの名品五十点を豊富な写真とともに解説する。〉
bktk-042/昭和研究会―ある知識人集団の軌跡/酒井三郎/中公文庫/1992年/¥700/B (経年のヤケ)
 〈日中戦争―第2次大戦への軍部独走に懸念を抱き、混迷からの脱出を誰もが求め始めていたなか、近衛のブレーントラストと目された国策研究機関・昭和研究会は誕生した。
  政治家、実業家、革新的学者等、知識人たちが、日本がどうあるべきかと近衛の新体制運動に活路を見出すべく心を燃やした激論の記録。〉
*天山文庫・大陸書房*
bktzb-01/天皇の起源/林房雄/天山文庫/1988年初版/¥500/B~B- (扉に記名有り、経年のヤケ・シミ)
 〈天皇は私どもの目の前に現存する大きな謎である。日本の謎であり、世界の謎である。この謎を解くための学問的努力は、戦後にかぎらず、明治時代にも江戸時代にも繰りかえされてきた。
  さかのぼれば、古事記も日本書紀も謎解きの書であってと言える。天皇制の盛衰と変形、その謎めいた存続と発展を語る時には、まず、その「起原」を知ることが必要となろう。〉
*徳間文庫*
bktm-007/日本国憲法の証明/森村誠一【著】山村正夫【インタビュアー】/徳間文庫/1986年初刷/¥200/B (経年のシミ)
 〈“平和の飽食”への警鐘。 核の時代にこそ憲法のブラッシュアップを。〉|日本国憲法誕生の証明 / 改憲の危険の証明 / 憲法活性化の必要の証明
 付録:日本国憲法(全文)/「憲法を生かそう くらしに 中野のまちに」(憲法擁護・非核都市の宣言)/第4回科学者京都会議声明/日米欧9カ国国民世論調査)
bktm-006/江戸前つり師―釣ってから食べるまで/三遊亭金馬/徳間文庫/1988年初刷/¥200/B~B- (経年のヤケ・シミ、目録の頁割れ)
 〈釣れた魚では面白くない。釣った魚こそ釣りの醍醐味。むずかしい魚ほど、釣り甲斐があるというもの。落語歴より釣り歴のほうが長いという江戸っ子の金馬師匠が、
  四季折々の魚釣りの極意から、旨い食い方、道具、餌、釣場の話まで、川柳、小噺を調味料にうんちくを語ってくれる。初心者も釣天狗も、釣ったつもりの魚を肴に、
  思わず一杯やりたくなる釣談義の数々。釣りの妙味と奥深さを語る極上の釣りエッセイ。〉
品切れ/ぼくの性的体験/田村隆一/徳間文庫/1982年初刷/¥―/B~B- (経年のヤケ・シミ)
 〈幻の cunt を求めて―詩人が深淵から語りかける名エッセイ。〉
bktm-001/良平のヨコハマ案内/柳原良平/徳間文庫/1989年初刷/¥300/B (少ヤケ)
 〈“三日住めばハマッ子”と言われる横浜に移り住んで25年。船を愛し、港を愛する筆者が見守ってきた、懐しい横浜、新しい横浜をユニークなイラストと文章で綴る「良平流ヨコハマ案内」。〉
bktm-002/船旅絵日記 柳原良平 船の本1/柳原良平/徳間文庫/1986年初刷/¥500/B (少ヤケ)
 〈船の旅には目的地はない。港から港へと発着の場所はあっても、目的は港ではない。洋上で見る海と空、のんびりとした毎日、パーティーやゲーム…船旅の目的は船そのものなのだ。
  船上での過ごし方、パーティーのマナーから乗船客とのつき合い、クルーズ船の選び方のノウハウまで、船キチを自認する著者が豊富な体験をもとに、素敵な絵とエッセイで綴った旅情
  溢れる船旅のすすめ。〉
bktm-003/船図鑑 柳原良平 船の本3/柳原良平/徳間文庫/1988年初刷/¥200/B- (口絵頁割れ、1箇所1cmほど破+折れ、経年のヤケ・シミ)
 〈船旅を楽しむには、まず船を知ること。丸木船から葦船、帆船、蒸気船へと、船の移り変りを眺め、船の構造と船の現在を知る。船旅は船の知識あってこそ面白い。
  船のことなら何でもござれの著者が、古今東西の船の歴史から、わが国の船舶史、世界の帆船、はては航海術、船の信号、船乗りの制服、ロープの結び方まで、
  ユニークな絵とエッセイで畷ったウンチク満載の船図鑑。〉
bktm-004/船旅の絵本/柳原良平/徳間文庫/1986年初刷/¥600/B
 〈船旅のすごし方から、世界の港百景、豪華客船の舞台裏まで、素敵な絵とエッセイで綴る船旅への誘い。〉
*福武文庫*
bkft-029/新版 古書街を歩く/紀田順一郎/福武文庫/1992年第1刷/¥250/B~B- (栞欠、経年のヤケ・シミ)
 〈膨大な古書の山から、懐かしい本、珍本、均一本、拾い物、古雑誌などを掘り起こし、古書にまつわる豊富な知識と実用を織り込んで、本に出会う愉悦を余すところなく伝える本。
  激変する出版事情の中、古書街の来し方・ゆく末を追いながら、数々のドラマに充ちた古書の世界の諸相を描き出す。〉
bkft-023/ハイ・イメージ論〈1〉/吉本隆明/福武文庫/1994年第1刷/¥300/B~B- (経年のヤケ・シミ、小口傷)
 〈都市、コンピュータ・グラフィックス、ファッション、音楽と像の概念の変革をとらえ、未知な文明の領域への移行を解明する論考、第1集。〉
bkft-024/ハイ・イメージ論〈2〉/吉本隆明/福武文庫/1994年第1刷/¥450/B (経年のヤケ・シミ)
 〈言葉の世界観は“像”の世界観だ―。 経済学、哲学、言語学、文学などさまざまな領域にわたる言葉の解体と拡散の運動をとらえながら
  〈未知な現在〉の光景を追究する論考第2集。〉
bkft-025/虫喰仙次/色川武大/福武文庫/1989年第1刷/¥―/B- (栞欠、ヤケ・シミ、頁折れ有り)
 〈人生というばくちに敗れ、はずれ者として死んでゆく男虫喰仙次に対する深い親愛と共感を綴る表題作ほか、入学試験に失敗し挫折してゆく叔父〈御年さん〉や
  元海軍司令の父に寄せる想いを描く作品など7篇を収録。〉
品切れ/百鬼園先生言行録/内田百閒/福武文庫/1993年第2刷/¥200/B- (経年のヤケ・シミ、栞欠)
 〈「漱石先生が、御自分で玄関に出て、己は留守だよと云う嘘をついた話がありますが、この嘘はだれを騙した事になりますか」と聞かれて目玉の黒玉をきゅっ、きゅっと
  動かすだけで返事をしない甘木君。 上質なユーモアがまぶされた、眩惑的な百閒論理の妙。〉
bkft-022/出船の記/内田百閒/福武文庫/1993年第1刷/¥200/B- (経年のヤケ・シミ、カバー少汚れ、栞欠)
 〈昭和14年、日本郵船会社の嘱託となった百閒。 披露航行に出る大型客船に乗りこんだり、神戸―横浜間をのんびりゆられて往復したり、船旅を楽しみ始める。
  はじめての航海を綴った「波光漫筆」など航海紀行21編の他に、勝手気儘な鉄道紀行文を収録。〉
品切れ/まあだかい/内田百閒/福武文庫/1993年第1刷/¥―/B~B- (経年のヤケ、小口少傷み)
 〈十数年に及ぶ摩阿陀会を舞台にかつての生徒たちとの長年にわたる交流、自らの老いを軽妙に描く。 摩阿陀会恒例の百閒先生ご挨拶は秀逸。〉
bkft-004/百鬼園随筆/内田百閒/福武文庫/1994年第1刷/¥350/B (経年のヤケ)
 〈「『百鬼園随筆』は図抜けてみんな旨い、そしてどの小品も面白い、天下無敵かもしれない」と評され、内田百閒の名を読書人の間に轟かせた名著の誉高い第一随筆集。〉
bkft-006/サラサーテの盤/内田百閒/福武文庫/1993年第3刷/¥400/B (少シミ)
 〈恐怖と笑い、幻想とリアリズム、痛烈な諧謔―。稀有の文章で自らの世界を紡いだ百閒文学から、『冥途』『旅順入城式』以降に執筆された短篇小説21篇を
  初めて1冊にまとめ、現代かなづかいにしたアンソロジー。〉
bkft-007/春雪記/内田百閒/福武文庫/1991年第1刷/¥300/B (栞欠、経年のヤケ・シミ)
 〈明治43年秋に上京して以来の東京の姿―。移り住んだ下谷、小石川、本郷、市ヶ谷周辺や歩きめぐった地を様々に生きる人々の姿とともに描く。
  百閒文学を初めて現代かなづかいにしたアンソロジー。〉
bkft-028/魔法の木/フォークナー【著】木島始【訳】/福武文庫/1989年第1刷/¥250/B~B- (栞欠、経年のヤケ・シミ)
 〈どんな願いもかなえてくれるという魔法の木。誕生日の朝、どこからともなく現われた不思議な少年に誘われ、その木を捜して森をさまよう少女の姿を、
  美しく、幻想的に描いた文豪フォークナー唯一の童話。〉
bkft-027/カフカ傑作短篇集/フランツ・カフカ【著】長谷川四郎【訳】/福武文庫/1989年第3刷/¥200/B~B- (栞欠、経年のヤケ・シミ)
 〈文学のみならず、20世紀の社会思想に広範かつ決定的な影響を与えたカフカの傑作短篇を精選して収録。カフカ文学の一大転換点ともなった記念碑的作品「判決」をはじめ、
  長篇「アメリカ」の序章ともいうべき「火夫」、アフォリズム的断章を積み重ねた「彼」など21篇を、長谷川四郎の名訳でおくる。〉
bkft-010/白羊宮の火星/アレクサンダ-・レルネト・ホレ-ニア【著】前川道介・平田達治【共訳】
福武文庫/1991年第1刷/¥700/B~B-
(栞欠)
 〈強引にポーランドに侵攻したナチス・ドイツを、占星学でいう白羊宮(牡羊座)の守護星、軍神マルス(火星)になぞらえて象徴的に描いた、ホレーニアの代表作。
  当然のごとくナチスの逆鱗にふれ、発禁処分にもなった幻の小説。〉
品切れ/ゴールデン・フライヤーズ奇談/J.S.レ・ファニュ【著】室谷洋三【訳】/福武文庫/1990年第1刷/¥―/B
 〈ゴールデン・フライヤーズと呼ばれる美しい湖畔の村で起こった世にも奇径な事件。名門マーダイクス家とフェルトラム家の因縁めいた争いと悲劇的な結末。
  ―『月長石』のウィルキー・コリンズとともに当代随一の人気作家であったレ・ファニュの幻の名作径奇小説。〉
bkft-012/カイウスはばかだ/ヘンリー・ウィンターフェルト【著】関楠生【訳】/福武文庫/1990年第1刷/¥300/B (経年のヤケ)
 〈舞台は古代ローマの小さな学校。「カイウスはばがだ」と書字板に書かれた落書きが、思いもよらぬ事件を巻きおこし、生徒たちは探偵団をつくって、これに挑む。
  ―いつの時代も変わらない子どもたちの姿を楽しく、愉快に描いたドイツ児童文学の名作。〉
bkft-013/世界の果てまで連れてって/ブレ-ズ・サンドラ-ル【著】生田耕作【訳】/福武文庫/1988年第1刷/¥600/B~B-
 (経年のヤケ・シミ)
 〈「スカートに導かれて魂へ到達した」「臀に魂はない」―。70の坂を越えてなお貧欲に男漁りを続ける老女優テレーズをめぐる、狂気・反逆・無償の犯罪・自由と宿命の相剋。
  卓抜な警句が奔流のように迸り、濃密な香りを漂わす禁断のエロスの華が妖しく咲き乱れる世紀の奇書。〉
bkft-015/生きていたパスカル/ルイージ・ピランデッロ【著】米川良夫【訳】/福武文庫/1987年第1刷/¥600/B~B-
 (経年のヤケ・シミ)
 〈シチリアの貧しい家庭に育ったパスカルは、ある日故郷をとび出し、モンテカルロの賭博場で思いもかけない大金を手に入れる。郷里で偶然発見された水死体を
  自分と誤認された彼は、全く新しい人生を始めようと決意するが…。人間のアイデンティティ(存在証明)を根源まで問いつめた、ノーベル賞作家の代表的長篇。〉
bkft-016/バーナム博物館/スティーヴン・ミルハウザー【著】柴田元幸【訳】/福武文庫/1995年第1刷/¥300/B- (栞欠、ヤケ〉
 〈瞳の色、唇の形、耳のひだに至るまで、ひとつひとつ詳細に思い描くことによって造り上げた幻影の女性、オリヴィア。彼女がもたらす甘美な呪いを描く「ロバート・
  ヘレンディーンの発明」『不思議の国のアリス』のパロディ「アリスは落ちながら」他、現代アメリカ文学の新鋭ミルハウザーによる10の煌めく短篇を収録。〉
bkft-017/アポリネール傑作短篇集/ギヨーム・アポリネール【著】窪田般彌【訳】/福武文庫/1989年第3刷/¥300/B~B-
 (栞欠、ヤケ)
 〈比類なき反逆精神で既成芸術を否定し、アヴァンギャルドの旗手として活躍した、夭折の詩人・小説家アポリネールの傑作短篇集。
  現実と空想が奇妙に交錯し、不思議な味わいを醸し出す23篇を収録。〉
bkft-018/モーパッサン怪奇傑作集/モーパッサン【著】榊原晃三【訳】/福武文庫/1990年第2刷/¥400/B~B-
 (栞欠、経年のヤケ・シミ、少頁折れ有り)
 〈外国で殺した男の形見として持ち帰った1本の手に復讐される話(「手」)、雪深い山小屋に一冬閉じこめられ、遂に発狂してしまう男(「山の宿」)、眠っている間に無意識のうちに
  テーブルの上の水を飲んだりする一種の「人格遊離〈ドッペルゲンガー〉」をテーマにした「オルラ」など、11篇の怪奇短篇を厳選して新訳。〉
bkft-020/カスパー・ハウザー/A・v・フォイエルバッハ【著】西村 克彦【訳】/福武文庫/1992年第2刷/¥200/B~B-
 (栞欠、経年のヤケ・シミ)
 〈“近代刑法学の父”が生涯最後に遺した、謎に満ちた観察記録は、ヨーロッパ中の関心を引き起こし、今日まで二千以上の文献を生んだ。原著からの本邦初完訳。〉
品切れ/暗い春/ヘンリー・ミラー【著】吉田健一【訳】/福武文庫/1986年第1刷/¥―/B
 〈ニューヨークの下町ブルックリンで幼少時代を過ごし、その後国内各地、アラスカ、さらにはパリを放浪したミラーが、郷愁をこめて綴る幼き日の思い出。〉
品切れ/トルストイ前期短篇集/トルストイ【著】中村白葉【訳】/福武文庫/1991年第1刷/¥―/B
 〈ニューヨークの下町ブルックリンで幼少時代を過ごし、その後国内各地、アラスカ、さらにはパリを放浪したミラーが、郷愁をこめて綴る幼き日の思い出。〉
品切れ/偏愛的作家論/澁澤龍彦/福武文庫/1986年第1刷/¥―/B (経年のヤケ)
 〈石川淳、三島由紀夫、稲垣足穂から江戸川乱歩、久生十蘭、小栗虫太郎まで、著敦が偏愛する日本の作家24人への熱いオマージュに満ちた白眉の作家論。〉
bkft-008/犬狼都市/澁澤龍彦/福武文庫/1986年第1刷/¥200/B (少シミ)
 〈宝石凝視のなかでの、誇り高き犬狼貴族との婚姻を幻想的に描いた表題作ほか、ヘリオガバルス帝の物語を小説化した「陽物神譚」、彷徨える幽霊船の苦悩を
  警抜な着想で捉えた「マドンナの真珠」の3篇を収録―超硬度の明晰な文体で織りなす澁澤文学不朽の名作。〉
bkft-005/西遊記の秘密 タオと煉丹術のシンボリズム/中野美代子/福武文庫/1995年第1刷/¥700/B (カバー上部擦れ)
 〈今なお広く巷間に親しまれている『西遊記』。この荒唐無稽にも見える物語は、実は、世界を解釈しようとするメタフィジックな欲求にとりつかれた人びとが「でっちあげた」壮大で
  複雑な知的遊戯のテキストであった…。テキストの中にちりばめられた秘教的シンボリズムの謎を説き明かし、隠された世界解釈の真相に迫るまったく新しい『西遊記』論。〉
bkft-009/続・発禁本/城市郎/福武文庫/1991年第1刷/¥200/B- (小口研磨痕目立ち、経年のヤケ・シミ)
 〈森鴎外『ヰタ・セクスアリス』、永井荷風『ふらんす物語』、佐藤紅緑『復讐』、滝川幸辰『刑法読本』、樋口麗陽『大日本裏面史』など、明治以降発禁本となった著作の数々をたどり、
  現代における言論・表現の自由を問い直す。巻末に「近代日本発禁小史」を収録。〉
bkft-014/スペイン読本/日本ペンクラブ【編】逢坂剛【選】/福武文庫/1987年第1刷/¥300/B~B- (栞欠)
 〈スペインでは、時間がゆるやかに流れる。カテドラルに鐘がなり、中世の面影を残す街角で哀調を帯びたジプシーの歌が響く。人と色彩が輝く風土と情熱的な人びと、
  そして不幸な内戦の傷あと、日本との不思議なえにし…。スペインの魅力と息づかいを伝えるイスパノフィロたちのスペイン案内。〉
 南方スペイン風物誌(笠井鎮夫)/カタロニア周遊行(樺山紘一)/永遠なるスペイン(逢坂剛)/焔の舞踏・フラメンコ(栗田勇)/アンダルシーアの町、カディス(小泉文夫)
 天国にもっとも近い国(勝田保世)/舞踊の世界に入る(岡田まさみ)/炎のように火のように(長嶺ヤス子)/エチェガライ女一人(叶沢敏子)/スペインのジプシー(新居格)
 西班牙のジプシー(堀口九万一)/ゲルニカの死んだ日(柏倉康夫)/極左的ファシズム(小松清)/外交秘録(須磨弥吉郎)/スペイン戦争と日中戦争(川成洋)
品切れ/インド読本/日本ペンクラブ【編】藤原新也【選】/福武文庫/1988年第1刷/¥―/B (経年のヤケ・シミ)
 〈約9億もの人口を擁し、民族と文化と宗教が複雑に入り交じる混沌世界を鋭く照射した12編、藤原新也が厳選したアンソロジー。〉
 ベナレスまで(立松和平)/石に刻まれた眼は永遠に開く(田村隆一)/インド通信(三島由起夫)/結婚の条件(辛島貴子)/夜明けから夜中までかまどの火は消えず(タゴール暎子)
 原体験(山際素男)/黒い母親の讃美歌(山下明子)/ヒジュラに会う(大谷幸三)/夜の匂い(沢木耕太郎)/火葬(藤原新也)/インド映画の風土(渡辺建夫)/出会いとしての旅(夫馬基彦)
*扶桑社文庫*
bkfs-001/魔婦の足跡―昭和ミステリ秘宝/香山滋/扶桑社文庫/2001年第1刷/¥300/B~B- (小口研磨痕目立ち、頁折れ有り、経年のシミ)
 〈飽くなき情熱を持って原始世界への郷愁とそこに躍動する女性たちの美しさを描きつづけた香山滋の代表的長篇『魔婦の足跡』、全集のみに収録の幻のレズビアン・サスペンス
  『ペット・ショップ・R』、著者独自の境地を示す二作を一挙に収録。〉
*ぶんか社文庫*
bkbkb-01/廃墟彷徨/中田薫【構成】中筋純【写真】/ぶんか社/2006年初版第1刷/¥500/B~B- (天に傷、少頁折れ有り)
 〈学校、鉱山、病院、遊園地、旅館、ラブホテル…それぞれに抱えた世知辛い事情により、かつて人々で賑わったその場所は荒廃に埋もれる無人の廃墟となった。
  しかし、今なおそこには家人の私念が停滞し、訪れる人たちに静かに何かを語りかける。本書に見えるのはこの世の無常か、あるいは資本主義のはかなさか…。
  日本全国津々浦々、厳選した廃墟写真をオールカラーでワイドに魅せる廃墟マニア必携の一冊。〉
*文化出版局・ポケットメイツ*
品切れ/マルコ・ポーロの冒険Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ〈3冊〉/若桜木虔/文化出版局/1981年第1刷/¥―/B- (小口研磨痕目立ち、ヤケ・シミ)
 〈NHK放送アニメーション紀行「マルコ・ポーロの冒険」のノベライズ。〉
*文春文庫*
bkbs-012/大人のままごと/荻昌弘/文春文庫/1979年第1刷/¥200/B- (ヤケ・シミ)
 〈食べる楽しみの発見に執念をもやす著者が、日本と世界の味覚を探訪し、プロ料理家の秘伝をレポートしながら、人間にとって「食」とは何かを考えさせる美味文明論。〉
bkbs-011/男のだいどこ/荻昌弘/文春文庫/1978年第3刷/¥200/B- (カバー小口側擦れ、ヤケ・シミ)
 〈美味をたずねることは人生最大の楽しみのひとつだが、その楽しみを巧みな文章で倍加させる名エッセイ集。味わい方、作り方の解説は、実用性も十分!〉
品切れ/波乱へ!!―横尾忠則自伝/横尾忠則/文春文庫/1998年第1刷/¥―/B~B- (ヤケ・シミ、裏表紙角少折れ目)
 〈「不思議なことが重なり、偶然が偶然を呼び、思いもよらない事物や人が自然に集まって願望が達成してしまう。しかし願望が実現するまでのプロセスといったら、天国と地獄の間で
  往復運動が繰り返されるみたいで、スリルに満ちている」―明日は何が起こるかわからない、波乱が日常の横尾忠則的’60~’80年代満載。〉
品切れ/けさひらく言葉/塚本邦雄/文春文庫/1986年第1刷/¥―/B- (カバー背薄、表紙折り目、経年のヤケ・シミ)
 〈詩歌、小説、評論から、神典、経書、仏典、聖書にまでおよぶ古今東西の言葉の花園を渉猟し、著者一流の解説をほどこした毎日新聞朝刊の人気コラム。〉
品切れ/余禄の人生/深沢七郎/文春文庫/1986年第1刷/¥―/B- (ヤケ・シミ)
 〈野球監督は、病気持ちでもないのになぜ自分の股間に手を触れるのか、詩人・白石かずこ女史風に考えれば、上空を行く飛行機は、天翔る男根女陰の大集団に違いない
  ―農業を志し、埼玉県の片田舎にラブミー農場を営んで20余年。 依然健在なる“人間滅亡教”教祖が、折りに触れて綴った怪しき人間観察のかずかず。〉
bkbs-013/花のさかりは地下道で/色川武大/文春文庫/1985年第1刷/¥1600/B- (カバー上部擦れ、ヤケ・シミ、扉の頁少皺)
 〈戦後の混乱期、無頼の世界に棲む私の胸の内に、熱い思い出を残し通りすぎていった娼婦、浮浪児、そしてさまざまな男と女たち──出会いのふしぎさを描いた小説集。〉
bkbs-001/虫けら太平記/色川武大/文春文庫/1992年第1刷/¥―/B (少シミ)
 〈百太郎は親兄弟のいない天涯孤独の若者。下総の在所の村が洪水におそわれて人別帳が失われたのとある事件をきっかけに江戸へ出奔したが―。幕末騒乱の時代に、
  著者の原点である焼跡闇市のイメージを重ね合せ、その中で虫けらのようにおのれの生き様を必死に求めてもがく青春群像を描いた、遺作となった異色の長篇時代小説。〉
bkbs-002/怪しい来客簿/色川武大/文春文庫/1992年第2刷/¥200/B (少シミ)
 〈私が関東平野で生まれ育ったせいであろうか、地面というものは平らなものだと思ってしまっているようなところがある―「門の前の青春」。亡くなった叔父が、頻々と
  私のところを訊ねてくるようになった―「墓」。独自の性癖と感性、幻想が醸す妖しの世界を清冽に描き泉鏡花賞を受賞した、世評高い連作短篇。〉
bkbs-003/あちゃらかぱいッ/色川武大/文春文庫/1990年第1刷/¥200/B (少シミ)
 〈エノケン、ロッパ、シミキン…。笑いの王国、浅草六区華やかなりしころ、そこに生きたレビュー、ボードヴィル、軽演劇のさまざまな芸人たちの自由奔放、奇妙きてれつな
  生活ぶりとその終焉を、小学校をさぼって神楽坂から徒歩で浅草へと通いつめた著者が、深い愛情と体質的共感をこめて描いた異色作。〉
bkbs-004/離婚/色川武大/文春文庫/1991年第6刷/¥200/B (少シミ)
 〈納得ずくで離婚したのに、ぼくはいつの間にかもと女房のところに住みついているのです─奇妙な男と女の世界を、独特のほろ苦いユーモアで活写した直木賞受賞作。〉
bkbs-005/恐婚/色川武大/文春文庫/1990年第2刷/¥450/B (少シミ)
 〈離婚して、せいせいしたところで再び同棲を始めたオカシナ二人。そんな"家庭"に次々とこれまた奇妙な連中が住みつき出して……
  直木賞の名作「離婚」のその後をユーモアとペーソスで軽妙に描く出色の佳篇。〉
bkbs-006/談志楽屋噺/立川談志/文春文庫/1991年第4刷/¥200/B
 〈楽屋は、芸人にとって人生の重要な修業の場でもある。立川流家元の著者は、現在、落語協会、芸術協会が取り仕切る寄席に出演出来ない。三十年余を過ごした寄席での
  楽屋への深い愛着と、そこで出会った有名無名の芸人たち。愛憎入り乱れて描く、狂気の男、純粋な男、小心な男、破廉恥な男たちの、面白くて哀しいエピソード集。〉
bkbs-008/決戦下のユートピア/荒俣宏/文春文庫/1999年第1刷/¥200/B~B- (カバー背折れ目、経年のヤケ)
 〈軍国主義の大号令が響きわたった第二次大戦下にも、人々に日々の生活はあった。庶民の健康な欲望の痕跡を求めて、戦争当時に刊行された本や雑誌、新聞などの資料を
  徹底分析。ファッション、グルメ、文学、お笑い、結婚相談所、新興宗教などを通して、戦時下における等身大の庶民生活を再発見する異色の一冊。〉
*文春文庫ビジュアル版*
bkbsv-003/少年少女小説ベスト100/文藝春秋【編】/文春文庫ビジュアル版/1992年第1刷/¥200/B (経年のヤケ・シミ)
 ―大アンケートによる|各界著名人143名が選んだベスト100はこれだ!/座談会・男性編 わが懐しの少年小説を語る/ベスト100作品全紹介/番外作品リスト104~142位
 座談会・女性編 あの名作、あの至福の世界/少年少女小説をめぐる10のエッセイ/映画になった名作30選
品切れ/幸せって何?―マキの東京絵日記/藤原マキ/文春文庫ビジュアル版/1987年第1刷/¥―/B
 〈大都会の片隅に生きる家族の恐ろしくも心楽しき日々。〉
品切れ/異説・黒澤明/文藝春秋【編】/文春文庫ビジュアル版/1994年第1刷/¥―/B~B- (頁半割れ)
 〈三船との別れ、英雄譚から庶民譚へ、黒白からカラーへ、そして自殺未遂…。巨匠の語られざる部分に迫る。〉
*平凡社ライブラリー* - 文庫判よりも少々大きいサイズ
bkhbl-008/文字逍遥/白川静/平凡社ライブラリー/1997年初版第3刷/¥700/B (天少シミ)
 〈漢字はその構造のうちに、古代の人々の思惟や生活の仕方を豊かに伝えている。想像を絶するほど広大な漢字の歴史世界をはるかに見渡し、
  そこに隠された精神史の諸相を鮮やかに捉えた達意のエッセイ集。〉
  第1章 文字逍遙 / 第2章 鳥の民俗学 / 第3章 漢字古訓抄 / 第4章 漢字の諸問題

bkhbl-007/哀切と痛切/小栗康平/平凡社ライブラリー/1996年初版第1刷/¥500/B
 〈「哀切であることは誰でも撮れる、それが痛切であるかどうかだよ、オグリ」浦山桐郎監督のこの言葉を肝に銘じて映画を撮ってきた著者。
  『泥の河』から『伽倻子のために』までの30歳代を中心にした映画と自分史。〉

bkhbl-001/「在日」を考える/尹健次/平凡社ライブラリー/2001年初版第1刷/¥450/B
 〈「在日」を考えることは、戦後の日本社会に内在化された日本と朝鮮、さらにアジアとの関係を考えることであり、同時に、21世紀におけるナショナル・アイデンティティを
  問いかけることでもある。新たな朝鮮半島・東アジア情勢と可能性としての「在日」を考える。〉
bkhbl-002/内的体験 ― 無神学大全/ジョルジュ・バタイユ【著】出口裕弘【訳】/平凡社ライブラリー/1998年初版第1刷/¥700/B
 〈個が個である限り自失し、知が知である限り自壊する場所に投げ出される。賭・刑苦としての体験だけが到りうる「夜」の深み。
  矛盾の総体を生き抜いた思想家による輝かしい錯乱の書、改訳決定版。〉
品切れ/夢・アフォリズム・詩/フランツ・カフカ【著】吉田仙太郎【訳】/平凡社ライブラリー/1996年初版第1刷/¥―/B
 〈カフカが生涯書き続けた日記、手紙、ノートの中から、夢のメモ、箴言、詩を精選。人間カフカの凝縮された言葉の数々が、鋭利な刃物のように読者の日常を脅かす。
  小説ではない、もう一つのカフカを一冊に。〉
品切れ/未来からの手紙 ― チャペック・エッセイ集/カレル・チャペック【著】飯島周【訳】
平凡社ライブラリー/1996年初版第1刷/¥―/B
 〈ロボットという単語の生みの親であり、人類風刺の効いたSFなどで知られるチャペックが、世界各国の未来の旅行記で驚くべき先見性を発揮し、言葉の定義をめぐって
  鋭敏な言語感覚を見せるエッセイ集。〉
bkhbl-005/小遊星物語/パウル・シェ-ルバルト【著】種村季弘【訳】/平凡社ライブラリー/1995年初版第1刷/¥1200/B
 〈パラス星を舞台に繰り広げられる法外な建設事業の結末は…。19世紀末の科学技術主義謳歌と、破滅願望の心理を表裏一体として描ききった名作の新訳。
  愛すべきメルヘン「宇宙の輝き」を併載。〉
品切れ/オイスタ-ブック/M.F.K.フィッシャー【著】椋田直子【訳】/平凡社ライブラリー/1997年初版第1刷/¥―/B
 〈かつて詩人のW.H.オーデンをして、「今日のアメリカで彼女に優る文章家はいない」と言わせしめた屈指の「食文学作家」、M.F.K.フィッシャー。
  牡蠣をめぐって興趣が尽きないエッセイ12編を収録。〉
*保育社・カラーブックス*
品切れ/レディーのノート/呵里清/カラーブックス297・保育社/1974年/¥―/B (経年のシミ)
 〈この本はレディーで「在る」ことの意味を考えるものです。したがってここで発見できるものは、決して知識やノーハウではありません。あなたの想像力を啓発し再発見するための
  モメントに過ぎないのです。そしてできれば女としての生き方にまで触れられればと考えています。(「はじめに」より〉
*大和文庫*
bkyt-001/愛しはじめた人へ/古波蔵保好/大和人生文庫/1986年第1刷/¥300/B
 〈女性は恋を栄養にして「素敵な女」に変身する。きびしくやさしい男の目から見た心を動かす女の美しさとは。今、愛しはじめたあなたに贈る恋愛作法の決定版。〉
*ランティエ叢書・角川春樹事務所*
品切れ/俳句と地球物理/寺田寅彦/ランティエ叢書/1997年第1刷/¥―/B
 ―ランティエ叢書6 〈天才科学者の宇宙人的俳句入門。火星に宇宙人がいようとも、リンゴは樹から落ち、卵は茹でれば机上に立つ。芭蕪曰く「不易流行」。
 すなわち、恋の句を作るには恋、野糞の句を作るには野糞。 ―天才物理学者の幻の超自然的俳句講座が甦る。〉
品切れ/芝居の媚薬/三島由紀夫/ランティエ叢書/1997年第1刷/¥―/B
 ―ランティエ叢書7 〈悪魔のいる演劇講座。血と薔薇と海賊と―考えれば考えるほど殺人にしか到達しない思考が、人間の顔をもっとも美しく知的にするということは、驚くべきことである。〉
古本屋あなもん≪second-hand bookshop : anamon≫